希少種のカメ107匹
再逮捕されたのは、中国籍の自称・環境研究者、林素怡(リンスウイ)容疑者(32)ら4人。再逮捕容疑は9月4日~10月3日ごろ、沖縄本島北部の国頭(くにがみ)村(そん)や離島の久米島町で、希少種のリュウキュウヤマガメ107匹、クメトカゲモドキ2匹、ホルストガエル1匹を捕獲したとしている。
捜査関係者によると、3人は容疑を否認、1人は黙秘しているという。
林容疑者ら男女3人は関税法違反容疑で逮捕され、残る男は西表(いりおもて)島(竹富町)で、国の天然記念物のヤエヤマセマルハコガメを採取して持ち運んだとして、文化財保護法違反容疑で逮捕されていた。沖縄地区税関は24日、このうち男女3人を関税法違反罪で那覇地検に告発した。
リュウキュウヤマガメは環境省のレッドリストで絶滅の危険が増大しているとされる「絶滅危惧Ⅱ類」に分類されている。世界でも沖縄本島北部のほか久米島、渡嘉敷島にしか生息しない国の天然記念物で、森林の中を歩き回って暮らしているとされる。
国内最大級の亜熱帯照葉樹林が広がるやんばる国立公園では、県警や県、環境省などによって密猟者の摘発パトロールも抜き打ちで行われているが、中国人4人のグループは今回、密猟の現場を押さえられたわけではなかったという。端緒はこうだ。
郵便局の段ボール箱から…
「不審な郵便物がある」
今年9月、国際郵便物が集まる那覇中央郵便局の局員が異変に気付いた。
段ボール箱の宛先は香港。内容物は「ビスケット」などと申告されていたが、沖縄地区税関那覇外郵出張所の職員がエックス線検査を実施したうえで箱の中を確認したところ、密輸が発覚した。郵便物からリュウキュウヤマガメの密輸が摘発されるのは全国で初めてだった。
捜査関係者によると、再逮捕された中国人3人は、久米島町内の宿泊施設に滞在していることを突き止め、今月3日、関税法違反容疑で逮捕していた。
県警や県によると、近年はヤンバルテナガコガネが密猟者に狙われているという。昭和58年に新種として発見された日本最大の甲虫で、国の天然記念物だ。生息範囲が狭く個体数を急速に減らしている。
豊かな自然が広がる「やんばる」や離島で、卑劣な密猟者からいかに固有種を守るのか。今回の摘発は氷山の一角の可能性もあり、抜本的な対策が求められている。(大竹直樹)
https://www.sankei.com/article/20251025-7XRA4EIGVNJLHOTNDZ5AUKMDRA/
引用元: ・中国人4人、世界自然遺産「やんばるの森」や離島で密猟か ビスケットと偽り絶滅危惧種のカメを大量密輸 [10/25] [昆虫図鑑★]
日本からは天然記念物は盗む
これが劣等チャンコロ
絶対初めてじゃないぞ