首相所信表明演説で野次 読売新聞編集委員が憤り 話題中断し「国会議員としてよろしくない」
読売新聞の橋本五郎特別編集委員が24日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に生出演し、この日、行われた高市早苗首相(64)の所信表明演説での野次に憤りをあらわにした。
番組では演説の冒頭部分のみ中継した。演説中には男性とみられる声で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題や裏金問題について、早急な解決を求める声を上げ続ける者がいた。
首相の演説を妨害するような不規則発言に、議場内には「静かにしろ!」と叱責する声も聞かれた。
スタジオではガソリンの暫定税率廃止時期についての話題に変わったが、橋本氏は「その前にちょっとね、私はね、今の野次、ずーっと飛ばしていた人、いたでしょう?これはいけませんよ。感心しません」と、話を所信表明に戻した。
さらに「総理大臣が初めての所信表明、みんなが何を聞こうか、しているわけですから。僕らもテレビで見て、そっちの野次ばっかりになっちゃって、中身が分からないじゃないですか?こういうのは国会議員としてよろしくないですよ。私はそう思う」とも訴えた。
高市氏は演説で「今の暮らしや未来への不安を希望に変え、強い経済を作る。日本列島を強く豊かにしていく。世界が直面する課題に向き合い、世界の真ん中で咲き誇る日本外交を取り戻す。絶対にあきらめない決意をもって国家・国民のために働いていく」などと述べ、物価高対策や安全保障などについて方針を明らかにした。
引用元: ・【テレビ】高市早苗首相の所信表明演説で野次 『ミヤネ屋』橋本五郎氏が憤り 話題中断し「国会議員としてよろしくない」 [冬月記者★]