「青木さん」や「相田さん」、「井上さん」たちについ嫉妬したくなる論文が6月、日本経済学会の会誌The Japanese Economic Reviewに掲載された(https://doi.org/10.1007/s42973-025-00219-3)。
西南学院大(福岡市)の山村英司教授(行動経済学)によると、アルファベットで最初のほうにある文字で始まる名字の人が何かと有利になることは、欧米の研究で示されてきた。
誰かを推薦したり抜擢(ばってき)したりするときに、名簿でたまたま目についた人を選ぶほうが、能力や業績をじっくり比べて考えるより楽だから、と言われているという。
日本でも同じなのか。山村さんらは、戦後のさまざまな業界でトップにのぼりつめた「エリート」とされる人たちの名前を集めた。
https://www.asahi.com/articles/ASTBN1SHXTBNULLI00KM.html
名前の順序とトップエリート:歴史比較研究、1868~1913年と1947~2022年
https://link.springer.com/article/10.1007/s42973-025-00219-3
姓は人生の結果と関連しています。基本的に、アルファベット順で上位の姓は、成績と評価の向上に正の相関関係にあります。
これは、人々が成績の質、学術論文、候補者の政策を考慮するよりも、時間を節約するためにリストの上位にある姓を選ぶためです。
引用元: ・【西南学院大学研究】「あ行」の文字で始まる名字の人は、出世しやすい