ガソリンの旧暫定税率(1リットルあたり約25円)の廃止をめぐり、自民、日本維新の会、公明の3党は24日、ガソリンへの補助金を11月13日から段階的に増やし、12月11日には1リットルあたり15円安くなるようにする方針を固めた。いまの補助金(1リットルあたり10円)とあわせると、税率廃止と同じ約25円分安くなる。
補助金は旧暫定税率が廃止されるまでの「つなぎ」の措置。補助金を5円ずつ増やし、4週間かけて計15円にする。12月11日に下がり切り、そのうえで、旧暫定税率がかかっている在庫がはけるとみられる4週間後をメドに、実際に税率を廃止する方針だ。
軽油も同じタイミングで補助金を増やし始め、2週間後の11月27日に旧暫定税率(1リットルあたり約17円)を廃止するのと同じだけ安くする方針。実際の廃止は来年4月を見込む。
24日に3党はガソリンスタンドの業界団体の意見を聞き、このスケジュールならば、現場の混乱を抑えながら可能な限り早く価格を下げられると確認した。
3党は来週に再び協議し、税率を廃止した場合の税収減を穴埋めするための財源を検討する。合意できれば、ほかの野党にも賛同を呼びかけた上で、価格を引き下げ始める。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3cd54939e1f64f0b5bf897318a0122fb22cb9938
引用元: ・ガソリン来月から値下げへ 「2週間ごとに補助5円増」自維公が方針 [567637504]