不動産調査会社の東京カンテイ(東京・品川)が23日に発表した。調査は事務所や店舗用を除いた専有面積が30平方メートル以上のファミリータイプの物件を対象としている。
東京23区の平均価格は、データが確認できる1997年1月以降の最高値を17カ月連続で更新した。前月比の伸び率は7月(1.4%)や8月(2.3%)に比べて拡大した。1年の上昇率は37%に達している。
新築マンションの供給の減少や価格の高騰を受けて、新築物件の購入を諦めた層の需要が中古市場に流入している。さらに、東京カンテイの高橋雅之・上席主任研究員は「株高で資産効果が表れた富裕層からの関心も高まっている」と話す。
富裕層にマンションを仲介するリストインターナショナルリアルティ(横浜市)の赤羽一隆ゼネラルマネージャーは「富裕層を買い手として意識した物件が市場に出てきて相場を引っ張っている」と話す。同社の中古マンションの成約件数のうち、3割が外国人。外国人の実需層には「港区を中心とした広くて高価格帯の物件が人気」という。
東京23区の需要の強さは成約件数の伸びにも表れている。東日本不動産流通機構(東京・中央)によると、東京都区部の中古マンションの成約件数は、9月に前月比25%増の1995件だった。1年で56.6%増えた。
東京カンテイによると、東京23区の価格上昇をけん引するのは都心6区(千代田・中央・港・新宿・文京・渋谷)だ。前月比3%高の70平方メートルあたり1億7550万円だった。データが確認できる2004年1月以降の最高値だ。都心部には富裕層の投資やセカンドハウスの需要が集まる。(以下ソースで)
日本経済新聞 2025年10月23日 11:30
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB211700R21C25A0000000/?n_cid=dsapp_share_android
引用元: ・中古マンション価格、東京23区は2.9%上昇 株高で富裕層に投資余力 [蚤の市★]
港区限定で出してくれ
2億超えるんじゃないか?