「ペロペロ少年から何にも学んでいないなんて、こいつ愚かすぎるだろ」
「完全に人生終わったな、家族と一緒に一生かけて償っていけ」
くら寿司“しょうゆボトルなめ女”問題 「損害賠償請求しないほうがいい」と考える3つの理由
スシローの提訴取り下げの教訓
当時、ペロペロ少年に対し損害賠償を請求したスシローだったが、実は4カ月ほどで「和解」となり、訴えを取り下げている。理由は明らかにされていないが、至極まっとうな経営判断だ。というよりも、冷静に考えればハナから分かりきっていた結末だった。
筆者はスシローが「しょうゆ差しペロペロ少年を提訴した」という報道があった直後、本連載で企業危機管理の観点から「悪手」以外の何ものでもないとして、取り下げるべきだと提言した。
そういう“スシロー損害賠償バンザイ派”の主張は、主に「株主対策」だった。「この損失に対してちゃんと対応したのか」と株主から説明を求められるので、きっちりと損失分をペロペロ少年から徴収しないことには、経営陣が株主代表訴訟などで追及されることになる。
ただ、スシローがサクッと提訴を取り下げていることからも分かるように、それは本当の「危機」を経験したことがない評論家的な発想だ。このような形で迷惑行為をした消費者に最後まで損害賠償請求を行い、数千万円規模の負債を背負わせるケースは少ない。
なぜかというと、そのような民事裁判は、企業の経営面やブランド面において、ほとんど「プラス」にはならないからだ。
スシローが訴訟を取り下げた理由
例えば、スシローの件で考えれば分かりやすい。もしペロペロ少年に6700万円の損害賠償を巡ってガチンコの法廷闘争を繰り広げたら、当初は株主も世論も拍手喝采になるだろう。しかし、すぐにまともな株主からは「おいおい、こんな裁判やらないほうがよかったんじゃない?」という声が上がるはずだ。
つまり、ペロペロ騒動でスシローが負った損害というのは、マスコミによる「報道被害」でもあるのだ。このような構造的問題もある中で、裁判所が「少年1人が一生賭けて6700万円を償うべし」と判断するのはかなりビミョーだ。場合によっては、賠償金もかなり減額される可能性もあった。
危機管理上「最悪」なのは、こちらが予想した判決が出なかった場合に、それがマスコミに大きく報じられ、なおかつ「判例」として記録されてしまうことだ。
つまり、このようなケースでの損害賠償請求というのは、株主対策や世間の留飲を下げ、一時的なイメージアップになる一方で、法廷闘争の進め方や判決の内容によっては大きなレピュテーションリスク(企業の信用が低下する危険)になるのだ。
引用元: ・くら寿司“しょうゆボトルなめ女”問題 「損害賠償請求しないほうがいい」と筆者が考える理由 [421685208]
男なら請求しろってのが本音
汚らしい
書いてる人ばかすぎる
明らかに計算が出来た損害ぶんは請求しないと
企業はたまったもんじゃないでしょ
世の中舐めてんの?(ペロペロ