記事によると、旅行プラットフォームKlook(クルック)が公開した25年の1~9月の海外旅行予約データにおいて、韓国人が最も多く訪れた国は日本、香港、台湾、ベトナムだった。これらの国の中で特に人気を集めたのが大都市以外の地域だという。静岡県富士宮市は前年に比べて予約件数が38倍に急増。沖縄県那覇市ではレンタカーの予約が250%増加し、ベトナム北部の山岳地帯の都市サパでも予約が60%以上増加した。
記事は関係者の「単に有名観光地を訪れるのではなく、現地の文化や自然を体験しようとする旅行者が増えている」との見方を伝え、このような動きを「体験型旅行(Experience-oriented Travel)への変化」と説明した。
また、「最近の旅行者は有名観光地を見るだけでなく、その地域の日常生活や文化に触れられるローカルな都市に魅力を感じているため、富士宮やサパのようにまだあまり知られていない都市が新たな旅行地として注目を集めている」と続けた。富士宮を訪れた旅行者は「東京よりもずっと静かで、富士山を背にした街並みが印象的だった」と語ったという。
記事は「MZ世代(ミレニアル+Z世代)を中心に、混雑した都市より静かな場所で休みたいという傾向が強まっており、SNSでは『自分だけの旅行先』『隠れた名所』といったキーワードが人気を呼んでいる」と述べた上で、「那覇でのレンタカー予約が急増しているのも自分で計画を立て、自由に動く旅の人気が高まっているため」と分析した。
韓国のネットユーザーからは「やっぱり日本が人気だ」「日本は清潔で静かだから安心して行ける」「富士宮に行ってきたが、本当に良かった」「もう大都市はどこも混みすぎている」「円安が続いているから、日本旅行のコスパが良い」などの声が上がっている。
一方で、「国内や欧州などではなく、なぜわざわざ近場の国に行くのか」「日本旅行は飛行機代こそ安いが、宿泊費やレンタカーの料金が高くなっている」「カンボジアでの拉致事件が話題になっていて、東南アジアは少し怖い」といった声や、「韓国の小都市で外国人観光客の迷惑行為が話題になっているのを見ると、海外に行く韓国人も気をつけなくてはいけない」との声も見られた。(翻訳・編集/樋口)
Record Korea 2025年10月22日 06:00
https://www.recordchina.co.jp/b962473-s39-c30-d0035.html
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引用元: ・韓国で海外小都市への旅行が流行、静岡県富士宮の予約数は38倍に=韓国ネット「やっぱり日本が人気」[10/22] [ばーど★]
来るなら小都市じゃなくて村落くらいにしとけ