日本テレビ系のバラエティー番組「月曜から夜ふかし」で、街頭インタビューに応じた中国出身の女性の発言が趣旨と異なる形で編集されていた問題で、
放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会(小町谷育子委員長)は21日、「放送倫理違反があった」とする意見書を公表した。
問題となったのは3月24日の放送回。女性が「みんな食べてるから少ない」「とにかく煮込んで食べて終わり」などと別の話題を語った映像を切り取り、「中国ではカラスを食べる」と発言したように編集した。
日テレは同月末に捏造(ねつぞう)を認めて謝罪。編集したのはフリーランスの男性ディレクターで、聞き取りに対し、差別的意図はないと述べているとした。
5月には、番組担当外の社員が内容を確認するなどの再発防止策を整えたとして、中止していた街頭インタビューの再開を発表していた。
検証委の意見書は、「VTR素材を恣意(しい)的に編集し、事実に基づかない虚偽の内容を放送した」と指摘。中国の人々を揶揄(やゆ)するような内容になった点について、
「外国における食文化について誤解を与え、当該国の人々や視聴者に不快感を与えた」「多様な文化や他国の人々の感情を尊重する姿勢が不十分であった」とした。
日本テレビは「BPOの意見を真摯に受け止めております。ご指摘をふまえて再発防止に向けた体制の強化や社員・スタッフの研修に取り組み、今後の番組制作にいかしてまいります」とコメントした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/770fb87b05abc2ffe89241a2defbfd462ce6b8ae
引用元: ・「夜ふかし」に放送倫理違反 「中国ではカラスを食べる」捏造にBPOが意見書 [567637504]
なんの意味もない組織だな