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世界初のAI俳優が誕生し、世間から注目を集めています。しかし、これに対して映画俳優組合やハリウッドスターたちが猛抗議。エンタメ界におけるAIと人間の共存のあり方は今後どうなっていくのか、ITジャーナリスト・高橋暁子氏の解説です。
「あなたと知り合えてうれしいです。見てくれてありがとう」
カメラの前で、色んな表情を見せるこちらの女性は、今話題の“新人俳優”だといいますが、実は、この女性は人工知能=AI(エーアイ)で作られた人物で、名前はティリー・ノーウッドです。世界で初めての“AI俳優”です。彼女は、AIでありながらSNSのアカウントも持っていて、そこには、様々な動画が投稿されています。
まるで、本物さながらの迫力ある映像で、AIとは思えないリアルな動きでアクションシーンや鬼気迫る演技もこなしています。
本物と“ダマされてしまう”クオリティのAI俳優を生み出したのは、オランダ人俳優のエリーネ・ファン・デル・フェルデン氏です。AI企業のCEOも務めていて、2025年9月28日、世界初となる“AIタレントスタジオ”の設立を公式に発表しました。
「AI俳優のティリー・ノーウッドが多くの芸能事務所の関心を集めていて、現在、契約を議論中です。ティリーを、次のスカーレット・ヨハンソンやナタリー・ポートマンにしたい」
すでに 多くの関心を集めているというAI俳優。AIで作られた俳優を使うことで、俳優たちを長時間拘束することなく映画などを製作できるため、コストの削減や、制作効率の向上に繋がるということです。さらに、生身の人間では難しい危険なシーンなど、多様な表現が可能になるというメリットもあります。
しかし、AI俳優の登場に映画俳優組合が猛抗議しています。
(映画俳優組合・SAG-AFTRA)
「ティリー・ノーウッドは俳優ではありません。無数のプロの俳優の演技を無許可で、対価を払うこともなく学習したコンピューター・プログラムによって生成されたキャラクターです。盗んだ演技によって、俳優の仕事を奪い、生活を脅かし、芸術の価値をおとしめるという問題を生み出します」
さらに、ハリウッドスターたちからも反発の声が続出!
(ウーピー・ゴールドバーグ氏)
「5000人の俳優の要素を合成して作られたものと、私たちは闘わなければならない」
(エミリー・ブラント氏)
「もう最悪。本当に恐ろしい。私たちから人間的なつながりを奪わないで」
(中略)
一方、AI俳優生みの親・エリーネ氏は―
「AIは人間の代わりではありません。アニメや人形劇・CGが人の演技を損なうことなく、新たな可能性を切り開いたように、物語を生み出し、構築するための方法を提供するものです」
続きはソースをご覧ください
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引用元: ・「私は人間ではありません」世界初の“AI俳優”誕生に俳優らが猛抗議 製作者は反論も…今後のエンタメ業界への影響は? [muffin★]
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1760860336/