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2025/10/17 朝日新聞
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2032年に創立150周年を迎える早稲田大学では、その先の未来へ向けた教育・研究の基盤づくりが進められている。ミッションは「世界人類に貢献する大学」であり続けること。これを実現するための3つのグローバルセンターも整備された。現代社会が直面する「答えのない問題」に立ち向かう人材を育成するため、文理融合教育、グローバル化推進など、具体的な取り組みもスタートしている。国内大学を牽引する教育改革の全容と2050年に向けた長期ビジョンとは。朝日新聞社の藤えりかが、田中愛治総長に聞いた(写真は、左:藤えりか、右:田中愛治総長)。
◆3つのグローバルセンターで2050年に向けた「変革」が始動
創立150周年記念事業の具体的な取り組みがスタートしたとうかがっています。田中総長は現状をどのようにご覧になっていますか?
東京専門学校として1882年に産声を上げた早稲田大学は、2032年に創立150周年を迎えます。私たちは2032年を早稲田大学の「変革の節目」と捉え、さらにその先の2050年に向けた長期ビジョンを描いています。それが、「Waseda Vision 150 and Beyond」です。
2032年までのビジョンは鎌田薫前総長がすでに描いており、ここで挙げた目標は8割ほど達成しています。そこで、2050年のあるべき姿を見据え、大学として大きく羽ばたくための「ジャンプ台」をつくることが、創立150周年における私たちのミッションだと考えています。目指しているのは、「世界人類に貢献する大学」です。
この長期ビジョンを実現するために「変革の中軸」と位置づけるのが3つのグローバルセンターです。研究の司令塔となる「Global Research Center(GRC)」、「総合知」教育の拠点となる「Global Education Center(GEC)」、社会貢献を実現していく軸となる「Global Citizenship Center(GCC)」がそれになります。(※中略)
◆「答えのない問題」と向き合える人材を育成する教育改革に推進
──田中総長は、「アカデミック・トランスフォーメーション(AX)」という構想を推し進めています。AXによって、日本社会をどのように変えていきたいとお考えですか?
気候変動、自然災害、パンデミック、戦争など、現代社会は「答えのない問題」に直面しています。それなのに日本は、第二次世界大戦後の80年間にわたり、「答えのある問題」を素早く解くことを重視する教育を続けてきました。高度経済成長期を過ぎ、社会がめまぐるしく変化するなか、従来の教育を変えられなかったことで、「答えのない問題」に立ち向かえる人材が著しく不足しています。この危機的状況を打開するため、早稲田大学が日本社会の変革を牽引する覚悟で進めているのが、「アカデミック・トランスフォーメーション(AX)」です。
先ほどもお伝えしたように、現代社会の課題解決には文理の垣根を越えた「総合知」が必要です。そのためには今の受験制度から脱却する必要があります。ご存じの通り、私立文系の学部を目指す高校生は、英語・国語・社会科の3教科しか勉強しないことが多い。私立理系の場合はこれが英語・数学・理科の3教科になるわけですが、これでは「総合知」は身につきません。勉強とはそもそも受験のためにするものではなく、自分にとって必要な考え方を身につけることが目的です。
私はかつて米国のオハイオ州立大学大学院に留学しましたが、そこの副学長と会話していて驚いたことがあります。その人は、学部時代にイェール大学で英文学を学び、その後オックスフォード大学で政治学と国際関係学の修士号を取るのですが、続いて学んだのがなんと医学だったのです。ハーバード大学で医学の博士号を取得し、シカゴ大学医学部の教授になりました。つまり、社会課題の解決のために必要な学問を文理を分けずに学んできたわけです。こういう学び方を日本でも定着させたいと思っています。
引用元: ・【キャンパス】創立150周年は「変革」の序章 2050年に向けて飛躍する早稲田大学 「『答えのない問題』」に立ち向かえる人材を」 [湛然★]
──AX実現に向けた取り組みとして、すでに進められている履修制度や入試制度の変革、人材採用の取り組み等についてご紹介ください。
「答えのない問題」に立ち向かえる人材を育成するために、早稲田大学では学部を横断した教育を推進しています。「全学副専攻制度」を通じて学生が専門以外の分野も学べる仕組みを整備しているほか、2017年に設置した「データ科学センター」では、全学部の学生がデータ分析などの知見に触れることができます。「データ科学」の科目群へのニーズは高く、2024年度には延べ1万8,000名以上の学生が履修しました。
AXを推進するうえでは、「学びの入口」となる入試の改革も必要です。日本の入試は暗記型のペーパーテストを用いて1点差で合否を分けるようなことを続けています。一方、アメリカのトップスクールはどうか。こちらは日本の共通テストにあたるSATを利用していた当時は、その点数だけでは合否を決めなかったそうです。SATは基礎学力を測るものですので、ハーバード大学やコロンビア大学を目指す高校生はほぼ満点を取っていたといいます。では、どうやって合否を決めるのか。例えば、社会貢献活動の実績、芸術性、数学の論理性など、大学で学ぶための基礎学力を担保したうえで、何か特別な能力がある生徒を選んでいるということです。こうした手法から学ぶべきところは大きいと思っています。
教育のグローバル化も必須です。具体的な数値目標として、2032年までに世界から早稲田大学に年間1万人の留学生を受け入れ、本学から世界へ年間6,600名の学生を送り出す計画です。それを実現するために、現在、6学部・大学院16研究科において英語のみで学位を取得できるプログラムを提供しています。
教員の採用もグローバル化を進めています。すべての授業を英語で行える環境を整えている国際教養学部では、教員の68%が海外の大学で博士号(Ph.D.)を取得しています。また、政治経済学部でも49%の教員が海外で博士号を取得しています。今後早稲田大学で採用する教員は、基本的に日本語と英語の両方、または英語のみで教育・研究できる人材を選ぶ方針で、これを全学に展開していきます。
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
6年前に釈放、元気にやってるとか言ってたな
コイツラ、特に慶應と早稲田が我が物顔でのさばりだした若い世代からは
もうノーベル賞なんてでなくなる
朝日早稲田とか組み合わせとして時代錯誤でしかない