36人が犠牲になった2019年の京都アニメーション放火殺人事件で命を奪われた渡辺美希子さん(当時35歳)の母達子さん(75)と兄勇さん(46)が講演し「加害者も被害者も生み出さない世界に少しでも近づいてほしい」と思いを語った。
会場には、美希子さんが背景画を担当したアニメ「境界の彼方」のパネルなどが並べられた。「優しい子やった」(勇さん)という美希子さんの身元は、DNA鑑定を経て約1週間後に判明。変わり果てた姿に達子さんは「隠さなあかん」と真っ先に思ったという。愛娘を「(周囲に)見せるわけにはいかん」と感じた時の苦しさを明かした。
達子さんは事件後から耳鳴りがやまないという。1、2カ月に1回の頻度で勇さんと一緒に受けている地元・滋賀県警のカウンセリングに感謝した。
基調講演では、精神科医の小西聖子・武蔵野大学学長が、被害者支援の専門家が都市部に集中して地域格差が生まれている課題を指摘。「PTSD(心的外傷後ストレス障害)に効果のある治療などを受けられずに取り残された人がいる」と問題提起した。
秋篠宮ご夫妻は、犯罪被害者が支援につながるための仕組みを考えるパネル討論会を聴講された。被害者の約8割が、給付金や賠償などを受けていない現状が紹介され、人間環境大学の藤代富広教授は自責の念などから支援を求めて相談できない被害者心理を解説。ご夫妻は熱心に耳を傾けていた。
毎日
https://news.yahoo.co.jp/articles/0728c02b6b51bf58e2f4afcd23d202b43c9e5ae9
引用元: ・秋篠宮ご夫妻が「全国犯罪被害者支援フォーラム」に出席 東京 [どどん★]
マイノリティーリポートみたいに未来予知で防ぐしかないね😏