定員4人の車に6人が乗る定員超過、大幅な速度超過、果てはシートベルトを締めていなかった可能性も…。
警察の捜査で明らかになったのは安全軽視も甚だしい無謀な運転だ。
全国的には高齢ドライバーの交通事故が目立っているが、実は10万人あたりでみた事故発生率は10代が最多で、20代前半がそれに続く。
若者の事故は交通ルールの軽視によるものが目立っており、専門家は「軽率な運転には重い代償がある」と警鐘を鳴らす。
■黒い電柱、縁石の傷…衝撃のすさまじさ
片側1車線のなだらかな坂を上り切ると、緩やかな右カーブが現れる。
見通しもよく、制限速度の時速50キロで走ると、全く危険を感じることはない。
しかし、10月3日の午前0時10分ごろ、ここで事故は発生した。
闇の中を猛スピードで走っていた軽乗用車がカーブを曲がり切れず、電柱に衝突したとみられる。
車でこすったような白い傷が20メートル以上続く縁石や、衝突によって黒く変色したとみられる電柱が、事故の激しさをものがたる。
三重県警によると、4人乗りの車には高校生3人を含む計6人が乗車。
事故で全員が車外に投げ出され、5人が死亡、1人が重傷を負った。
シートベルトは装着していなかったとみられ、司法解剖でアルコールが検出された遺体もあった。
運転者が誰かは捜査中だが、車の所有者は死亡した男性(20)だった。
関係者などによると、現場手前の速度は時速100キロ超に達していたとみられる。
県警は定員超過による車体の重さと高速度などで車を制御できず、カーブを曲がり切れなかった可能性があるとみて、事故原因などを調べている。
■若者無謀運転「スリル味わう」目的か
こうした無謀な運転は若年ドライバーに多い。
警察庁によると、令和6年に各年代が何件の事故を起こしたかを免許保有者10万人あたりに換算して比較した場合、16~19歳が976件▽20代前半が551件▽85歳以上が496件▽80代前半が416件▽20代後半が399件-の順で多かった。
つづきはこちら
https://news.yahoo.co.jp/articles/008bda3dc4193aa0012e866929a64ca0c0f9711d
引用元: ・【社会】「スリルの代償」無謀運転が招いた5人死亡の悲劇 突出する若者の事故発生率…なぜ相次ぐ
ほっとけばいいだろ
この一言に尽きる