「じり貧」の公明、連立離脱を選択 識者「平和の党の矛盾が限界に」
自公の連立関係はいったん白紙――。斉藤代表がそう表明したことに対し、大阪府内の創価学会幹部は「英断だ」と評価した。
自民党の「政治とカネ」の問題をめぐり、学会内では不満が噴出しており、「自民党と手を結んでいるばかりに、無党派層などに自信を持って投票を頼めない、つらい状況が続いていた」と明かす。
大阪は創価学会の故・池田大作名誉会長が指揮を執り、1956年の参院選で初めて選挙区で議席を獲得。公明にとって「発祥の地」とも言われ、「常勝関西」と呼ばれる一大勢力を築いてきた。
連立解消はメリット>デメリット
長年、議席を守り続けてきたが、2024年の衆院選では府内の4選挙区で日本維新の会に「全敗」。公明府本部や学会関係者は自民の不祥事の影響が大きかったと口をそろえる。
幹部は「今後は党の原点である『公明正大』で胸を張って活動できる」と話し、「連立解消によるデメリットより、メリットの方が大きい。選挙支援などで損をするのは自民だけではないか」と突き放した。
府内で介護施設を運営する創価学会員の男性(46)は「自民と距離を置くべき時期だと思っていた」と理解を示す一方、「26年間、自公でやってきた歴史はあまりにも重い」とも話す。自民党の「ブレーキ役」を果たしてきた貢献は大きいと考えており、「けんか別れのようにはならないでほしい」と願う。
「連立離脱はチャンスになる」
公明党員として選挙活動にも…(以下有料版で,残り1418文字)
朝日新聞 2025年10月11日 7時00分
https://www.asahi.com/articles/ASTBB3D3WTBBOXIE01YM.html?iref=comtop_7_02
引用元: ・連立離脱に「すっきりした」「存亡の危機」 公明党員らも歓迎と懸念 [蚤の市★]