小学校の登下校の見守りなど地域の人たちにお世話になることは多いが、一方で地域主催の夏祭りで手伝いを強いられるなど負担に悩むケースも目立つ。
京都市内でも、時代に合った関わり方を模索し、関係を見直す動きが広がっている。
「ギャー!」
9月14日、京都市上京区の仁和小で、地元の「仁和福祉団体連合会」が主催する夏祭り「仁和まつり」が開かれた。
各種団体が模擬店やゲームコーナーを出店し、同小PTAも保護者有志やおやじの会と体育館でお化け屋敷を企画して保護者や中高校生らが子どもたちを怖がらせた。
PTAは他にスマートボールのブースなども担当した。
スタッフは、本部役員のほか、今回初めて募集した「サポーター」の十数人が協力した。
会長の男性(45)は「サポーターが参加しやすいよう企画は簡単なものにした。地域とのつながりを深めるため、今後も気持ちよく参加できる体制を維持したい」とする。
■負担軽減のため見直し相次ぐ
こうした地域主催の夏祭りにPTAが関わることは多いが、負担軽減のため見直す例も相次いでいる。
京都市内のある小学校PTAは、地域の夏祭りの事務局を担ってきたが、数年前に「もうできません」と別の形を模索するよう地元に依頼した。
少子化や任意加入の徹底でPTA会員は減りつつあり、同じやり方を10年、20年先も続けるのは難しいとの判断だった。
会議を重ねた結果、PTAと切り離した別組織をつくり、そこにPTA経験者も入って事務局を担うことになった。
元会長の40代男性は「事務局はできないが、夏祭りは地域をつなぐ良い機会なので大事にしたい。最初は『中止か』と受け止められたが、新しい枠組みを作りませんかという提案だった」と振り返る。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/309c5e88855b0310b919371d457868101b728589
引用元: ・【京都】「もうできない」小学校PTA、地域との関係見直し相次ぐ 祭りや伝統行事…「世代間ギャップも」
でも、地域のための負担はしたくありません