9/26(金) 8:36
アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の碇シンジ役などで知られる声優の緒方恵美(60)は26日までにX(旧ツイッター)を更新。「故人AIサービス」に対して私見をつづった。
緒方は「がんで他界した妻をAIで再現…『医師として末期まで気付けなかったことを謝罪したい』 “故人AIサービス”の是非 生前の意思表示が必要に?」と見出しがついた「ABEMA TIMES」の記事を引用。その上で「…改めて。私は私の声を他界後に使って欲しくありません。あなたの目の前にいた私を、作品の声を永遠に」とつづった。
そして別の投稿では「仮に自分の家族をAIで再現できたとして、いつまでそのAIと共にいられるだろう?」と投げかけた上で「年間30万円の維持費を払い続けられるか。微妙に違う笑顔に耐え続けられるか。未来を共にできないことに絶望した時、そのスイッチを自分の手で消せるのか。結局はどこかで、なのだ」と投稿。「エゴより遺志を尊重したい」と締めた。
緒方は声優として、自身の声がAIで再現されることに対し、慎重な姿勢を見せている。別の投稿で「『AIで再現』は私達職業声優の話だけですむことではなく、全ての方の尊厳に関わる問題。臓器提供と同様に肖像・声の使用の可否を意思表示することが、今後全ての方に大切になっていく気がします」と指摘していた。
緒方の一連の投稿に対し「『さよなら、さよなら、さよなら』でお馴染みだった映画評論家の淀川さんも、既に他界していたにも拘わらずHuluサービス開始時のCMで勝手にAI学習音声を使われ、違和感があったのを覚えています。多くの映画愛好家に尊敬された人ですが、ご本人の心から湧いてくる言葉こそ暖かく重みがあったのです」「う墓暴きとかエドゲイン級にまで生成AIビジネスは堕ちていると思います。美空ひばりの生成AI新作?だってその後さっぱりですし、作品自体も気持ち悪い違和感だらけでしたし。ゴルゴ13も欺瞞なビジネスマンの依頼にはきっぱり断ってますし…」などと書き込まれていた。
引用元: ・人気声優・緒方恵美「私は私の声を他界後に使って欲しくありません」「故人AIサービス」に私見 [muffin★]
臓器移植ドナー登録と一緒だ
AIをもてはやすヤツはそこをスルーしてる