「ダークパターン」と呼ばれる手法を用いて利用者を有料会員サービス「アマゾンプライム」に不当に誘導したとして、米連邦取引委員会(FTC)が米ネット通販大手アマゾン・ドット・コムを提訴した訴訟で、FTCは25日、アマゾンが25億ドル(約3700億円)を支払うことで和解したと発表した。
FTCにとって過去最大規模の制裁金になる。
発表によると、アマゾンは10億ドルの制裁金支払いに加え、アマゾンの不当行為で不利益を受けた利用者約3500万人に計15億ドルを返金する。
利用者が意図せずプライム会員に加入することがないようにウェブサイト上の紛らわしい表示を見直し、解約手続きを容易にすることでも合意した。
FTCのアンドリュー・ファーガソン委員長は25日、「アマゾンは消費者をプライム会員に誘導する巧妙なわなを仕掛け、解約を極めて困難にしていた。FTCはアマゾンが二度とこのようなことをしないよう徹底する」との声明を出した。アマゾンは「和解によりお客様のための技術革新に一層注力できるようになる」とコメントしたが、自社の不正は認めなかった。
FTCは2023年6月、「ダークパターン」の差し止めなどを求めてアマゾンを米ワシントン州の連邦地裁に提訴した。
訴状によると、アマゾンのウェブサイトで「無料配送」と表示されたボタンをクリックすると、意図せずプライム会員に登録される仕様になっていた。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/84a6fa9a9760ce65eb867e7e22f4d3e635525483
引用元: ・【米国】ダークパターンで「プライム」誘導、アマゾンが3500万人に返金へ…計3700億円支払いで米当局と和解
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なぜか登録されてしまう