お店で海鮮丼やカツ丼、天丼などの丼ものを食べるとき、器を手で持っていいのか、口をつけて食べても良いのか、ふと疑問に思うこともあるかもしれません。
栄養士で元家庭科教諭の和漢歩実さんに、今さら聞けない丼ものの食べ方のマナーについて伺いました。
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周囲の人に配慮するために気をつけたいこと
丼ものが広まったのは、江戸時代にさかのぼるといわれています。
そもそもは1つの器でごはんと具材を同時に味わい、手早く食事を済ませるための食事でした。
したがって、食べ方については、とくに堅苦しく考える必要はないでしょう。
しかし、周囲の人を不快にさせないように食事を楽しむことを優先するなら、押さえておきたい点があります。
まず、丼を手に持って食べて良いかどうかについてです。
日本の食文化では、ごはんが入ったお茶碗や汁物のお椀は、持ち上げて食べるのが一般的。
丼も、手で持ち上げられる大きさで、熱くなければ、持ち上げて食べて問題ありません。
むしろ、持ち上げず前屈みになって食べるほうが、行儀が悪く見えてしまうでしょう。
また、丼のふちに口をつけて食べることは控えましょう。
お箸でかき込み、すするように食べるのは、丼ものならではの楽しみといえるかもしれません。
しかし、口の周りが汚れたり、音を立ててしまったりすることもあります。
店などで食べる際は、きちんと箸で口に運ぶのが望ましいです。
親子丼や牛丼など汁気が多い丼ものには、スプーンが添えられていることもあります。
店側の配慮なので、遠慮なくスプーンで食べましょう。
また、食べ終わった際に、丼のあちこちにごはん粒がついていることがないように、できるだけ全部食べるか、どうしても残す際は、丼の底にまとめておきましょう。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/8c2cf03f9149e934c28efd7fef3f1b8b0700e078
引用元: ・【食事マナー】丼のフチに口をつけて食べるのはマナー違反? いまさら聞けないスマートな食べ方とは