県内の自治体で先駆けて行われた人工衛星と人工知能(AI)による診断で判明した。
漏水などにより供給水量の4割がロスになっているとみられ、市は2026年度以降、管路の更新を急ぐ方針だ。
調査は22~24年度に実施。
人工衛星カメラで水道水漏れを示す塩素反応を捉えた上で、耐用年数などのデータを基にAIが管路を劣化診断し、漏水の可能性があるエリア(半径100メートル)を特定した。
それによると、特定されたエリアは、旧8町村のうち、高根が72か所と最も多く、長坂66か所、大泉65か所と続いた。
管路1キロあたりでみると、須玉や白州なども多くなる。
また、調査とは別に通報などで把握した漏水事故は20~23年度、計741件に上った。
こうした中、市は23年度、約1000万立方メートルの水道水を供給したものの、家庭や企業などに給水されたのは約600万立方メートルにとどまり、約400万立方メートルの差があった。
市は来年度から4年間で漏水の可能性があるエリアを優先し、総事業費14億1700万円をかけて計18・5キロの管路を更新する計画だ。
担当者は「漏水が主な原因で尋常ではない水量が無駄になっており、対策は急務だ」としている。
つづきはこちら
https://news.yahoo.co.jp/articles/fbba595a0faf7195cd46c3fa2c95ad70010aa7ac
引用元: ・【山梨】人工衛星とAIで水道管を診断したら365か所で漏水の疑い…供給水量の4割ロスか
直す金もないから悲惨