医師でもある米山隆一氏、反ワクチン論に「冒涜」　反ワク論者は「本当に誠実さをに欠く方々」

立憲民主党の米山隆一衆院議員（57）が20日までにX（旧ツイッター）を更新。「反ワクチン」論者に対し「本当に誠実さに欠く方々」と批判した。

米山氏は、トランプ米大統領に批判的な、民主党会派の米上院議員バーニー・サンダース氏がXでアップした「ワクチンは有効だ」などと訴える動画を取り上げた一般ユーザーのポストを引用。

反ワクチン論について「医学に真面目に携わっている人への冒涜なんですよ」とし「医者の判断って人の生死に関りますから、正しいかどうか真剣に悩んで色々な文献を調べて決断するんです。所が彼らは自分好みの怪しい論文をピックして好き勝手なことを言う。本当に誠実さに欠く方々だと思います」と記した。米山氏は医師でもある。

サンダース氏は19日にXに動画をアップ。ワクチンに懐疑的で、予防接種の諮問委員を全員解雇したり、米疾病対策センター（CDC）の所長を解任するなどしているRFKジュニアことロバート・F・ケネディ・ジュニア米保健福祉長官の言動を踏まえ、米国で今起きている状況について「我々は科学、公衆衛生、真実に対する全面戦争を目撃している」とポストし「はっきりさせてもらうが、ワクチンは110万人以上の死と5億件の疾病、3200万人の入院を防いできた。つまり、多くのお母さん、お父さんたちは、彼らの子どもたちを埋葬しなければならない事態を避けられた、ということだ」と指摘。動画の中で「ワクチンは有効だ。以上」と語っている。