ドジャース・佐々木朗希 19日3Aタコマ戦で日米通じて初の救援登板 WS連覇へPS“切り札”テスト
ドジャースの佐々木朗希投手(23)が傘下3Aオクラホマシティーの一員として臨む18日(日本時間19日午前11時5分開始)のタコマ戦で日米通じて初めて救援登板することが17日(同18日)、分かった。
ポストシーズン(PS)進出時のテストの意味合いがあるとみられる。シーズン終盤に来て救援陣が不安定さを露呈。ワールドシリーズ連覇への切り札となれるか。
佐々木が傘下3Aオクラホマシティーの一員として迎える敵地タコマ戦での次回登板について、球団関係者が「朗希は明日(18日=日本時間19日)の試合のどこかのタイミングでリリーフで登板する予定だ」と明かした。
ドジャース移籍後はもちろん、ロッテ時代を通じて初の救援登板になる。
「右肩のインピンジメント症候群」で5月13日に負傷者リスト(IL)入りしてから約4カ月。
9日の5度目のリハビリ登板では渡米後最速100・6マイル(約161・9キロ)を計測した。
この時に痛めた右ふくらはぎについてデーブ・ロバーツ監督は「大きな問題ではなさそう。シーズン終了までにメジャーに戻ってくることを期待している」と説明。
復帰後の起用法については「どんな役目でもあり得る。状況を見ながらどこにフィットするかを判断する」と救援への配置転換に含みを持たせていた。
山本ら先発陣は安定している一方、救援陣はシーズン終盤を迎えて不安定さを露呈。
100マイル超の速球と落差の大きいスプリットを武器とする佐々木は“救援適性”が高いとみられる。準備は必要で、今回がPSも見据えた最初のテストになるもようだ。
15日に取材に応じたアンドルー・フリードマン編成本部長も9日の佐々木の投球内容を「明らかに良くなっていたし、球威も上がっていた。今季中にメジャー復帰する可能性は大いにある」と評価していた。
傘下マイナー戦は18日を含めて残り4試合で、メジャーのレギュラーシーズンは残り10試合。残された時間で復帰に備える。
引用元: ・【MLB】佐々木朗希 19日3Aタコマ戦で日米通じて初のリリーフ登板! WS連覇へ ポストシーズン“切り札”テスト [冬月記者★]