https://dot.asahi.com/articles/-/264713
2025/09/18/ 11:00 野村昌二
目次
1ページ
・大学2年生の秋、SNSフォロワーに誘われて
・「革命のために暴力を用いる」と主張
2ページ
・活動の原動力は「戦争を止めること」
・女性差別を根本から変えたい
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・両親は反対、逮捕と大学除籍を覚悟
・全学連に身を投じるZ世代の女性たち
4ページ
・性被害に遭ったが「不純異性交遊」で停学処分に
・繰り返してきた整形手術をやめた
矢嶋尋(ひろ)さん(26)=前列左。学習院大学文学部の4年生。昨年9月、警察庁から「極左暴力集団」と呼ばれている「中核派全学連」の委員長に就いた。長い歴史を持つ中核派全学連で、初の女性委員長となった。(photo 本人提供)
1960年代後半にピークを迎えた学生運動。社会の変革を目指し、機動隊とも衝突を繰り返したが、70年代以降は急速に支持を失った。すでに終焉を迎えたと思われていた学生運動に、最近、Z世代の女子大学生が参入している。昨年は警察庁が「極左暴力集団」と呼ぶ「中核派全学連」に初めて女性委員長が誕生した。なぜ、彼女たちは「革命運動」に身を投じるのか。
【写真】中核派全学連で、初の女性委員長となった矢嶋さん
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矢嶋尋(ひろ)さん(26)。学習院大学文学部の4年生。2018年に入学したが、2年間休学したので、いま4年。そして、もう一つの顔が警察庁から「極左暴力集団」と呼ばれている「中核派全学連」の委員長だ。昨年9月、長い歴史を持つ中核派全学連で、初の女性委員長となった。
「革命とは、資本家を打ち倒し、私たち労働者の社会をつくることです」
柔らかな口調とは裏腹に、語る内容は「過激」だ。
千葉県の出身。子どもの頃から政治や戦争、平和に関心を持ち天皇制を容認する既成政党に不信感を抱いていた。とは言え、当初はSNS上で意見を述べるリベラル層の一人に過ぎなかった。
大学2年生の秋、SNSフォロワーに誘われて
転機は20年、大学2年生の秋。音楽の趣味で繋がっていたSNSのフォロワーに誘われ、都内で開かれた中核派の政治集会に初めて参加し、その熱気にカルチャーショックを受けた。
本気で社会を変えようと行動している人たちが、現代の日本に存在していたんだ――。
その日以来、中核派の集会や反戦デモなどに参加するうち、自然と中核派全学連に加わった。
両親は「暴力はよくない」と反対し、娘が活動家になったことで弟たちの就職に不利になるのではと心配しているが、思想の自由は理解してくれているという。
「革命のために暴力を用いる」と主張
中核派の正式名称は「革命的共産主義者同盟全国委員会」。1957年に結成され、革マル派や革労協とともに新左翼の主要三過激派の一つ。マルクスやレーニンの革命理論をもとに、暴力によるプロレタリア革命で共産主義体制の実現を目指す。非公然組織「革命軍」を持ち、過去には京都御所に金属弾を撃ち込んだり、火炎瓶を使ったゲリラ事件を繰り返してきた。
こうした点について矢嶋さんは、「上の世代が持っているほど、若い世代に極左暴力集団や暴力革命へのアレルギーはない」と言う。
「私の感覚からすると、本当に今の世の中を変えるのであれば、権力を私たち労働者が取ることが必要。そのためには、話し合いでできるわけがないというリアリズム的感覚はありました。1917年のロシア革命が労働者のデモから始まったように、日本でも革命はデモから始まっていくものだと確信しています」
だが、暴力による解決に疑問がある。暴力を使わない手段での革命はできないのか? これに対し、矢嶋さんはこう答える。
「そういった意見があることは理解しています。ただ、軍隊や警察は暴力的な組織だと思っています。国家権力がそういった暴力を使って自分の体制を守ろうとする以上、私たちが革命のために暴力を用いることは避けられません。労働者が暴力を使えるようになることは、社会を動かす力を身につける積極的な過程だと考えています」
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中核派全学連の構成員約100人のうち3割が女性
https://dot.asahi.com/articles/-/264713?page=2
(略)
※全文はソースで。
引用元: ・「革命」に身を投じる女子大学生 「獄(刑務所)に入るのも覚悟している」 中核派全学連に初の女性委員長が誕生 (※昨年) [少考さん★]
ファッション革命運動家か
爺さん婆さんがその世代でお爺ちゃん子だったりするんだよな
これまたカルトにハマったも同然。
人生棒に振る前に抜けろ。