子どものころ、おこづかいを握りしめて駄菓子屋に走った記憶がある方も多いのではないでしょうか。
10円、20円で買える小さな幸せ「駄菓子」。そんな駄菓子屋の文化を守り続けている場所が新潟市秋葉区にあります。通りから一歩入った秘密基地のような空間には時代を超えて、昔と今をつなぐ駄菓子の世界が広がっていました。
■「これだけの駄菓子があるのは、ここしかない」
“鉄道の街”とも言われる新潟市秋葉区の「にいつ駄菓子の駅」は2018年にオープンしました。(略)
新潟市から来た親子は「これだけの駄菓子があるのは、ここしかない」と品揃えの豊富さに驚き、子どもたちは「どれにしようか迷う」と目を輝かせていました。
また「500円でどれだけ買えるのか、算数の勉強になると思います」と話したのは、新津に駄菓子屋があると聞いてやってきたという父と娘。
父親は、6歳の娘に「駄菓子を500円分選んで買ってみて」と、笑顔で話していました。
ほかにも、五泉市から来たという母と娘は、(略)
■駄菓子問屋の火を消さない
「にいつ駄菓子の駅」の店主、原山博子さん。
実は彼女は、2024年1月から新潟市中央区にある駄菓子問屋「青山トーイ」の事業も継承しています。
「なぜ継いだのかって…、私も仕入れ先がなくなるし。新潟県で駄菓子に特化した
問屋さんって、もう1軒だけなんです。どんどん、なくなりつつあります」
駄菓子は単価が低いため、通常の菓子問屋では扱いたがらない商品なのです。
10円、20円の商品では利益がほとんど出ないという厳しい現実があるにもかかわらず、どうして続けるのか。
原山さんは「みんな駄菓子が好きなんです。駄菓子メーカー、駄菓子問屋、そして駄菓子屋。好きじゃないとできないと思います」と話します。(略)
■駄菓子が教えてくれる“小さな社会”
原山さんは最近、駄菓子屋で少し気になることがあると話します。
「現金を使えない子どもが結構います。うちの店は現金のみなんですけど…」
キャッシュレス決済の普及により、現金を扱う機会が減っているのです。
現代の子どもたちの変化なのかもしれません。
昔の駄菓子屋は、子どもたちにとって“社会勉強の場”でもありました。
原山博子さん
「上級生との関わり方とか、他校との関わり方とか。駄菓子屋で、まず“社会勉強”するじゃないですか」
それでも、駄菓子屋は世代を超えて人々を結びつけています。(略)
■未来へ繋ぐ駄菓子文化(略)
9/15(月) 6:00配信 BSN新潟放送
https://news.yahoo.co.jp/articles/96ea498ae0e760b9b486dcf49986c765a91f988c?page=1
※末遺体はyahoo!ニューストップページの見出し
引用元: ・駄菓子屋店主語る 現代の子の変化 新潟市 [蚤の市★]
店主の爺ちゃん亡くなったら閉店しそうなのは寂しい
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