全島エイサーまつりに陸上自衛隊の出演決定 主催企業の反応は-
2025年9月11日(木) 21:2312日から開催される沖縄全島エイサーまつりに陸上自衛隊が出演することに、一部市民団体などが反発していた件で、実行委員会事務局は陸上自衛隊に出演取りやめを求めないことが分かりました。
陸上自衛隊第15旅団は取材に対し、「隊員の福利厚生および地域との一体化の観点から貴重な機会で、主催者側からの参加取りやめ等の要請がなければ、参加させていただければありがたい」と回答を寄せました。
まつりの事務局は出演取りやめを要請しないとしていて、陸上自衛隊は全島エイサーまつりのあすの演目に出演する見通しです。
出演取りやめを求めた市民団体にも11日午前、陸上自衛隊第15旅団から「出演を取りやめない」と連絡があったということで、団体の共同代表は「事務局に対する不信感を拭えないまま当日を迎えることになる」と反発しています。
一方まつりの主催団体である琉球新報社と沖縄テレビは「出演者の選考には関わっていない」としたうえで、自衛隊の出演にはそれぞれ「違和感を禁じ得ない」「賛否が分かれる以上、より慎重な議論があってしかるべき」とコメントしています。

引用元: ・立憲共産が差別による自衛隊排除を求めていた沖縄全島エイサーまつり、無事参加へ [158879285]
沖縄の市民団体「県民感情からして許されない」、エイサーまつりへの陸自出演中止を要請9/8(月) 17:36配信
産経新聞
先祖供養のために旧盆に行われる沖縄伝統の念仏踊り「エイサー」を披露する沖縄全島エイサーまつりに、陸上自衛隊第15旅団のエイサー隊が出演するのは
「市民感情・県民感情からして許されない」などとして、沖縄県内の市民団体が8日、まつりの実行委員長を務める花城大輔・沖縄市長に対し出演中止の要請文を提出すると明らかにした。
まつりは今月12~14日に開催される。
出演の取りやめを求めているのは、市民団体「止めよう辺野古新基地沖縄市民会議」。共同代表を務める「オール沖縄」系県議の仲村未央氏は8日、沖縄市内で記者会見し、
「自衛隊はそもそも戦力を保持しないという憲法に支えられ、必要最小限度の実力組織として例外的に存在を容認されてきたという国民共有の理解がある」と指摘した上で、
「その活動や広報は常に憲法との緊張関係にあるわけで、無条件に市民生活や地域の行事の中で垣根をなくすということではいけない存在だ」と強調した。


陸上自衛隊第15旅団の隊員に要請書を手渡す島袋恵祐共同代表(左端)=9日、那覇市鏡水・同旅団司令部前陸自に出演中止を要請 沖縄全島エイサーまつり 市民団体「まつりの趣旨に反する」


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