今回、「現代ビジネス」では現役の転売ヤーたちに取材。課題と対策を探った。話を聞いたのは、下記の3名だ。
M氏(45歳):日本人個人転売ヤー。上場企業に勤務しながら、副業として話題の商品を大量転売している。昨年の転売収益は1000万円に達し、本業の収入を超えた
(中略)
編集部 8月9~11日にかけて、日本マクドナルドが「ハッピーセット」にポケモンカード(ポケカ)2枚がついてくるキャンペーンを実施しました。転売目的での購入が殺到したことで騒動になり、転売ヤーへの批判が高まっています。
M氏:風当たりを気にしていたら、この商売はやっていられない。むしろ、もっと嫌っていただきたい。そのほうが新規参入も減るでしょうから。
それに、転売ヤー批判が高まったとしても、転売撲滅に本気で取り組む企業が増えるわけではないと思います。ハッピーセットの景品にポケカが登場することを知った時はたまげましたよ。まさか、これだけ転売が横行しているポケカとわざわざコラボするとは。「買って転売してね」という我々へのメッセージだとしか思えませんでした(笑)。
私は150セットほど買って、メルカリで10パックずつ束にして2万円程度で出品したらすぐに売り切れた。ハンバーガーはほとんど捨てましたが、交通費などを引いても3日間で20万円くらいの儲けになりました。
(中略)
編集部 各店舗での争奪戦が話題になっていましたが、Mさんも大量購入は難しかったのではないですか?
M氏:そもそも、争奪戦になるような都心の店に行くのは素人。千葉や埼玉の住宅街のマックなら余裕で買えましたよ。『ひとり5セットまで』という購入制限はありましたが、2~3回は並び直しもできた。あと、あまりバラしたくないのですが、穴場だったのが高速のサービスエリアにある店舗。みんな頭を使わないから、ちょっと工夫しただけで儲かる。負け惜しみで批判する人には、「欲しいなら努力しろよ」と言いたいですね。
M氏:中国系転売ヤーの強みは、人気商品の「ゲリラ販売」の情報を前々から持っていること。おそらく、中国人店員が事前につかんだ情報を横流ししているんでしょう。当日の朝に販売がアナウンスされたはずなのに、すでに行列ができていることもある。
K氏:私は転売ヤーではなくて「せどらー」です。転売ヤーと同一視されて批判されることが多く、迷惑しています。今回はひとこと言わせてもらいたくお邪魔しました。
L氏:せどらーって何?
週刊現代 2025年9月12日
https://gendai.media/articles/-/156921
https://gendai.media/articles/-/156921?page=2
引用元: ・現役「転売ヤー」が大量購入の裏技を証言…「中国人店員が販売情報を横流し」 [おっさん友の会★]
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