「何万人もの人が目撃したのに、なぜ違和感を感じなかったのか?」“桜を見る会”報道に燃えた『しんぶん赤旗』の記者魂
『記者は天国に行けない 反骨のジャーナリズム戦記』#1
https://bunshun.jp/articles/-/81805
記者やメディアは腐敗したのか?
「桜を見る会」は公費で芸能人が呼ばれテレビや新聞に映像、写真付きで報じられ、メディアの真ん前で繰り広げられていた。ところが、多くの記者たちはそれが意味する権力者による驕りや私物化に気付かなかったからだ。
疑問を感じた現場の記者が原稿を書こうとして上司から止められた、というなら、まだ救いがある。現場記者が感じ取った疑問ならば何らかの形で紙面なり、告発の形で雑誌なりに染み出すからである。
しかし、記者が権力者に迎合したり、その行為に寛容であったりして、目の前の公金私物化に何の疑問も感じなかったのであれば、その記者とメディアは腐敗したことを意味する。
この問題がさらに深刻なのは、赤旗日曜版に記事が掲載された後も、その事実を政治部記者や放送記者がなかなか報じなかったことである。記事は書いて終わりではない。特ダネを取ったという自己満足に浸ってはだめだ、というのが、「しんぶん赤旗日曜版」副編集長・山本豊彦の信念でもある。
山本は大手紙の記者たちに「こんな国政私物化はけしからんと思いませんか。一緒に取り上げていきましょうよ」と呼び掛けた。
ところが、政治部記者たちは「国会で共産党が質問してくれて、質疑があれば書けるかもしれない」と言う。がっかりした。記者魂を持ったプロがいなくなったな、と彼は思った。
引用元: ・文春「しんぶん赤旗の記者魂に感動した!!!」 [595582602]
違和感は覚えろよ
国民の多くを敵に回すからw
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