「限りある命ならば永遠に生きたい」──三島由紀夫が最期の時に向けて自宅を出発する直前に、書斎の机の上に残した書き置きには、こんな言葉が記されていた。
存命であれば今年100歳を迎えていた三島は、日本文学界でも屈指の名声を得ている作家であり、歴史上有数の魅惑的な文章をつづる文筆家でもある。そして、
日本の歴史上最も評価が分かれる人物の1人と言ってもいいだろう。極右的な政治思想と、クーデター失敗後の割腹自殺というショッキングな死が理由だ。
三島を文学界のスターの座に押し上げたのは、1949年の半自伝的長編小説『仮面の告白』だ。帝国主義的な熱狂と過激な右派思想が席巻していた
第2次大戦前と戦中の日本、そして敗戦後間もない時期の日本を舞台に、同性愛者の男性の半生を描いた作品である。
三島は小説だけでなく、戯曲、詩、自伝、批評など、実に幅広いジャンルで活動した。さらには、映画、音楽、舞踏、ボディービルディング、武道にも取り組んだ。
三島の作品と特異な人生は、世界の多くのアーティストたちを触発してきた。映画監督のポール・シュレーダーやミュージシャンのリッチー・エドワーズ、
そしてロックスターのデヴィッド・ボウイ。ボウイが1977年に三島の肖像画を描き、その絵をアパートのベッドルームに飾っていたことはあまりに有名だ。
三島は、第2次大戦後の日本社会の変化に対して不満を募らせ始めた。日本の伝統的な価値観を捨て去り、空疎な西洋化とグローバル化に
向けて突き進んでいると思えたのだ。三島が思うに、そうした社会の変化を象徴するのが、敗戦前は神聖不可侵の存在だった天皇を、
儀礼上の象徴的存在に格下げしたことだった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa909039efdd495dcf7da0994b8c2bc061fbc51c
引用元: ・三島由紀夫が太宰治を嫌いなのは、自分に似ているからと言っていたな [194767121]
三島由紀夫って父親は公務員だよ。太宰治の父親は大地主の高額納税者。
ミッシーの仮面の告白腹掻っ捌きゲイ本も面白いっちゃ面白いけどさぁ
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