小林幸子７１歳　免許返納は「考え中」スタッフに提案されるも「なんかあった時に便利だし…」悩む

　歌手の小林幸子（７１）が１１日、渋谷警察一日署長に就任し、都内で行われた「秋の全国交通安全運動キックオフイベント」に出席した。

　この日は渋谷にある各シニアクラブの代表者との質問コーナーを実施。「横断歩道でファンの方に声をかけられたら振り返って立ち止まりますか、それともそのまま渡ってしまいますか？」と質問されると、「私も一応芸能人でございますので『ファンです』とか言われたら『どうもー！』ってしゃべってしまいます。立ち止まっちゃいけませんか」と笑顔で回答。警察から「特に渋谷スクランブル交差点のような人が多いような場所では歩ききってから対応するようにしていただければ」と助言され、「歩ききる前に『あーどうも』って言うくらいはいいですかね？」とおちゃめに聞き返していた。

　また高齢者の悲惨な交通事故について問われると「アクセルとブレーキの踏み間違えとか逆走とか、本当に胸が痛む思いがたくさんあります」と吐露。「自分も免許を持ってますが、返納した方がいいのかなと思ったり、なんかあった時に運転するのはすごく便利だしどうしようかなと」と悩んでいることを明かし、「でもうちのスタッフからは『もうそろそろした方がいいですよ』なんてこと言われて『あーそーだな！』なんて思いながら、今考え中でございます」と明かした。

　この日は警察の制服を着こなし、集まったファンに握手をするなどサービスいっぱいに登場。「格好良いよー」と声をかけられると「ありがとう」と満面の笑みで「何がうれしいかっていうと今日のお客さまは私と同じぐらいの年齢で、安心しております」とユーモアたっぷりに笑わせた。