当連載でもしばしば「結婚とはお金の問題である」と書いてきましたが、そのたびに「結婚できないのは金の問題ではない」と反論してくる人がいます。何も「結婚できるかどうかはすべてお金で決まる」とまでは申しませんが、結果として「その可否をお金が大きく左右している」こともまた事実です。しかも、それは直近10年で急激に顕在化しました。
国民生活基礎調査から、40代までの世帯主で児童のいる世帯(18歳未満の子のいる世帯)の世帯数を世帯年収別に2003年〜2013年〜2023年と10年おきに比較したものが以下のグラフです。
一目瞭然ですが、2003年から2013年にかけては、世帯年収別の分布はほぼ一緒で変化はありません。が、それが2023年になると、世帯年収300万円台から500万円台の中間層においてのみ世帯数が激減していることがわかります。
逆に、世帯年収700万円以上の経済的上位層では、これだけ婚姻減、出生減という中においてもその世帯数は全く減っていません。つまり、日本の婚姻減と出生減は中間層が結婚して子どもを持てなくなったということに尽きるわけです。
日本の場合は、出生数は完全に婚姻数と比例します。よって、これは年収中間層が結婚できなかったことが、今の少子化を作り出したと言っても過言ではありません。そして、ここで大事な点は、貧困層だけではなく、人口のもっとも多い中間層が結婚できなくなってしまったことこそが深刻な原因なのです。
「お金がなければ恋愛さえもできない…」日本の少子化が止まらない“本当の原因”
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e598dd2c9db827a72a84079bb2a55aedc361bd0
https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/f/0/f0a36_1635_a4f08db6d5d6488710c6696ae50e3e64.jpg
引用元: ・【悲報】年収700万円未満世帯、貧困が原因で結婚も出産もできなくなってしまう [902666507]
そりゃ非モテの部分を金で補えるんだからそりゃそうよ
恋愛はできても子作りはできないよ。
うちは2人目諦めた。
自民党の責任
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