9/7(日) 19:35 クーリエ・ジャポン(Ronald S. Green)
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1ff7f0237f8e602df4eae9132686e14b5191d1c
異世界に迷い込んだ少女の成長を描く『千と千尋の神隠し』Photo: 2001 Studio Ghibli, NDDTM
神道における「神」の概念など、日本独自の宗教観を理解する際、アニメ作品が有効な教材になるという。『鬼滅の刃』や『千と千尋の隠し』『進撃の巨人』といった作品を授業に活用する米コースタル・カロライナ大学のロナルド・グリーン教授が、生徒たちを思慮深い対話に導いてくれる日本のコンテンツの奥深さについて、オンラインメディア「カンバセーション」に寄稿した。
日本の宗教の研究者である私は、視覚的な手法で物語や考えを伝えることが好きだ。担当する講義では、仏教の概念であるカルマや神道の「神(自然に宿る精霊)」についての議論を促すために、アニメを活用している。
カルマという概念を紹介するにあたっては、シャイな10代の超能力少年が主人公の『モブサイコ100』(小学館)を取り上げた。この作品を通して、人間の意志と行動にはどのような道義的意味があるかについて学生たちと議論した。
仏教のカルマの影響は、来世での罰や報いに留まらない。他者に対しての関わり方や困難に直面した際、当人をどのように成長させるのかという点で、現世にも関係すると信じられている。
神道の神を説明する際には、『蟲師(むしし)』(講談社)を用いた。この静謐な作品は、学生が自分を取り巻く世界を違う視点で見ることを手助けしてくれる。
『蟲師』はゆったりとした独特の雰囲気を持つ作品で、蟲と呼ばれる霊的存在の影響を受けている人々に手を差し伸べるさすらいのヒーラーが主人公だ。蟲は神でも怪物でもない自然の一部で、人間が目にすることはめったにないが、常に存在している。本作品によって学生たちは、精霊の力が至る所に宿る様子を視覚的に想像することができるようになった。
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
The Conversation
Exploring questions of meaning, ethics and belief through Japanese anime
https://theconversation.com/exploring-questions-of-meaning-ethics-and-belief-through-japanese-anime-260035
引用元: ・【芸能】米大学教授が絶賛 ジブリや『鬼滅』は日本の宗教を学ぶためのすばらしい“教材”だ [湛然★]
聖書だってああせいこうせい、って書いてあるのは一部だからね。
多くは物語を解釈して規範を抽出する。
アニメの物語を解釈して日本人の道徳や価値基準を知ろうってことなんだろうね。
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