9/8(月) 11:31配 AERA DIGITAL（ライター・羽根田真智）
＊ ＊ ＊
「先日のハイロックスは、目の保養になった1日でした」
こう話すのは、筋トレが日課で筋肉が大好きな30～40代女性たち。
ハイロックスは世界80カ所以上で開催される屋内フィットネス大会で、1キロのランニングと8種類のワークアウトを交互に行うというもの。日本では今年8月9日、記念すべき第1回が横浜で開催された。〝筋トレ民〟の間では、寄れば必ずこの会話になるほど大注目を集めたが、それ以外では「へぇー」「しんどそう。何が面白いの？」といった極めて薄い反応しかなかった。
このハイロックス、日頃からトレーニングで鍛え上げている面々が集まっただけあって、右を見ても左を見ても、体が引き締まった男女がずらり。特に男性は、ギリシャ彫刻のような大胸筋をあらわにした〝上裸〟が大半だった。
「大胸筋の輪郭がしっかりしていて厚みがあり、ストリエーションが素敵」（筋トレ歴10年の40代女性）
「大胸筋がパツパツに詰まっている感じがこの上なく良き。上も下も盛り上がりがバランスよく発達していて美しい」（最近、有酸素運動メインから筋トレメインに切り替えた30代女性）
「レース後、パンプアップした大胸筋がかっこよかった。フロントダブルバイセップスをやってほしかった」（筋トレ歴3年の40代女性）
説明しよう。ストリエーションとは「筋肉の繊維が浮き出て見える状態」、パンプアップとは「負荷の高い運動をした後、筋肉が一時的に大きくなる現象」、フロントダブルバイセップスとは「主に上腕二頭筋を強調するポージング」のこと。〝筋トレ民〟は、チェックや要望が細かい。
■バスの待ち時間にスクワット
羽田空港までモノレールで20分という好立地にあるジム「F45トレーニング浜松町」は、会員の6割以上が外国籍。オーストラリア発のF45は世界展開していることもあり、「日本旅行のついでに」と寄っていく人も多い。
「外国籍の人と話していると、普通の会話の中に『どこのジムに行っている？』という話題がよく出てきます。また、付けた筋肉は人に見せたい。男性会員さんには、上半身の裸の写真を撮り、Instagramにアップしている方もいます」（オーナーの竹岡ジョンさん）
ハイロックスの例を出すまでもなく、見せたくなるのは日本人も同じか。「どんどんウェアの面積が小さくなっていく」と言うのは、50代女性。コロナ中、通っているジムが休業を発表した時、トレーニング器具ケトルベルの12キロと16キロをすぐさまネットで注文。自重トレーニングを含む筋トレを10種類各8セット、午前と午後に行い、夫婦ともに「腹が割れた」経験を持つ。
「約10年前にジムに通い始めた頃は、自宅にあったどうでもいいジャージでやっていました。ジムでスポーツブラとレギンスの半裸に近い女性を見るたび、『なんじゃこりゃ』と思っていたのです。ところが体形が変わるにつれ、Tシャツの裾を縛って腹を出すようになり、そのうちキャミソール風のウェアに変わり、最終的にはブラトップ（スポーツブラ）だけになりました」
「中年女性のジムでのブラトップはいかがなものか」的な話題をSNSで見かけても、全く意に介さない。今では、近所の公園でのジョギングも、ブラトップと短パンでやっている。自宅でのテレワーク中もブラトップ。普段着も、おヘソ丸見えファッションが増えた。
筋トレとランが趣味の40代女性は、バスや電車の待ち時間などに、ついスクワットをやってしまう。服装が自由な仕事のため、普段からスポーツブラ、Tシャツ、レギンスという格好だ。トップスの丈が短いことから、夫から「おしり丸出し禁止」とよく注意される。
別の40代女性がベンチを見るたびにやりたくなるのはディップス。上腕の裏側の筋肉（上腕三頭筋）を鍛えるトレーニングのことで、ベンチを背にして座面に両手をつき、身体を上下させる。
「上腕三頭筋が育って着られる洋服が限られてしまったのが、内心自慢」（40代女性）
（※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。）
引用元: ・【芸能】筋トレ民よ「そんなに鍛えて、どこへ向かう？」 バッグの中にマイ縄跳び、バス待ちでスクワット、鶏胸肉は毎食… [湛然★]
軽めの鎮痛剤、鎮痛成分配合の総合感冒薬を常用してる人はいないのかな
コメント