声のプロが選ぶ「本当に歌が上手い」女性アーティストは?(3)専門家絶賛の神業…不世出の歌姫の真の凄さとは?
男性は目で恋をし、女性は耳で恋をする―。英国の作家ウッドロー・ワイアットが遺した格言だ。この言葉の真偽はさておき、“いい声”が人の魅力を高めるのは確かなようだ。
「歌うま」と呼ばれるアーティストには、技術や経験を超えた“天性”の魅力がある。そこで今回は日本美声チューニング学会の三浦人美会長に「本当に歌が上手い」女性アーティストを5人、セレクトしていただいた。第3回
安室奈美恵
ーーー平成を代表する歌姫である安室奈美恵さんです。
「安室さんの場合は踊りを加味しての評価ですね。純粋にあれだけ歌って踊ることができれば、そりゃあ上手いだろうという」
ーーー踊りながら歌うというのはやはり難しいんでしょうか。
「全力疾走しながら5分間歌い続けるといえば、難しさがわかっていただけるかなと思います。
それに、息を吸うタイミングは曲で決まっているわけですし、ピンマイクで些細な息遣いも拾われてしまうわけですから、息継ぎもままならない。
その点安室さんは、もともと沖縄のアクターズスクール出身で、子どもの頃から素地がしっかり出来上がっていて、メジャーデビュー後もご自身でトレーニングを積まれていたのかなと思います」
ーーーちなみに、安室さんの歌声はいかがでしょうか。
「とても自然に無理なく発声できているという印象です。
一般的に安室さんのような歌姫は、世間的なイメージから抜け出すのに苦労される印象なんですが、安室さんにはそれがあまり感じられないんですね」
ーーー確かに、ライフステージの変化とともにうまく変わってきたという印象がありますよね。
「はい。安室さんは、1997年にご結婚されて、翌年にお子さんも生まれていますが、2005年の『Queen of Hip-Pop』を皮切りに、また歌って踊れる曲調に転向している。
ご自身のやりたかったジャンルがやっと見つかったのかもしれないですが、結婚・出産を経てなお踊り続けるというのはかなり稀な例ですよね」
ーーーちなみに、安室さんが平成のミュージックシーンを象徴する存在になれた理由はなんだと思いますか?
「ご本人の不断の努力はもちろん、CD全盛期だったというのも大きいのかなと思っています。安室さんご自身も、3ヶ月に1枚のペースでCDをリリースされてましたしね。
一方、今の時代はTiktokが主流なので、インプレッションが鍵になってくる。戦い方も売り出し方も平成初期とは全く異なりますね」
ーーー今後TikTokから安室さんに匹敵する歌姫が誕生することに期待したいですね。
引用元: ・【音楽】声のプロが選ぶ「本当に歌が上手い」女性アーティストは? 『安室奈美恵』 専門家絶賛の神業…不世出の歌姫の真の凄さとは? [冬月記者★]
くだらんステマ
踊りながら歌うという隙間産業みたいなポジションでやってこれたみたいな趣旨のことを言ってたけど
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