日米関税交渉に一区切りつき、自民党内にはこれを花道に首相自ら退陣を表明してほしいとの期待の声がある。閣僚の一人は5日、「首相が辞めずに、8日に引きずり降ろされる形になれば党はぐちゃぐちゃだ」と懸念した。
だが、首相は政権継続の意思を示し、トランプ大統領を日本に招待したいとの親書を赤沢亮正経済再生担当相を通じて届けたとも語った。
さらに5日、物価高対策としての給付金と米関税措置への対応に触れ「この秋に経済対策を策定する」と記者団に表明した。
官邸中枢は前日夜時点で、5日には経済対策を表明しないとの見通しを示していたが、官邸内でも首相は制御不能になっている可能性がある。
総裁選前倒しの是非は8日、要求が党所属国会議員と都道府県連代表の総数の過半数(172人)に達すれば決まる。
首相は一部の自民議員に「要求を過半数未満に押さえ込み、内閣改造・党役員人事に踏み切り、経済対策を策定して秋の臨時国会に臨む」という趣旨の考えを伝えた。
https://www.sankei.com/article/20250905-VPAQ46UBKVLM7NJRVJMR2FR2R4/
引用元: ・【産経新聞】石破首相包囲網狭まる・・・閣僚の一人 「首相が辞めずに、8日に引きずり降ろされる形になれば党はぐちゃぐちゃだ」
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