【朝日新聞】石破首相が孤立、党幹部の辞任ドミノにうめく 「あなたもか」

首相は事実上のリコールにあたる総裁選の前倒しを阻止しようと躍起だが、勢いに乗る「石破おろし」の動きは党内に広がりつつある。

党本部8階ホールでの両院議員総会の終盤、首相の隣にいた森山裕幹事長が居並ぶ議員らを前にこう宣言した。「選挙結果の責任を取るべく、幹事長の職を退任させて頂きたい。進退は任命権者である石破総裁にお預けする」

総会後、鈴木俊一総務会長も「幹事長だけではなく、我々にも責任があります」と首相に辞意を伝えた。小野寺五典政調会長、木原誠二選挙対策委員長も相次いで辞表を提出。党四役の一人によると、首相は「あなたもか」とうめき、いずれも進退を預かったという。

首相が最も恐れていた党幹部が相次いで辞意を表明する「辞任ドミノ」まで起きた。ただでさえ党内基盤が弱い首相が、退陣要求を突きつけられる中で後任人事をやり遂げるのは至難の業で、政権運営が行き詰まるリスクは高まった。

首相は森山氏ら党四役の進退を預かったが、辞意表明の事実は重い。党執行部内で唯一続投を明確に表明した首相の孤立が浮き彫りになった。

https://www.asahi.com/articles/AST923VWKT92UTFK01SM.html#:~:text=%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F%E3%82%82%E3%81%8B

（時時刻刻）孤立、退陣時期示さず　辞任ドミノ、「あなたもか」うめく
https://www.asahi.com/articles/DA3S16294183.html#:~:text=%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F%E3%82%82%E3%81%8B