来年5月のNCAAのリーグ戦終了後に契約を目指すが、7月にはMLBのドラフトがあり、争奪戦必至。“令和の江川騒動”に発展する可能性も…。歴史は繰り返すのか⁉
花巻東高の先輩、ドジャース・大谷翔平の後を追って、昨年9月にスタンフォード大学(米カリフォルニア州)に進学した佐々木麟太郎は、高校歴代最高の140本塁打を記録した左のスラッガー。米留学さえなければ、昨秋のドラフトの超目玉選手だった。
同大は世界大学ランク上位トップ10の常連校。野球ではNCAA(全米大学体育協会)の最高峰、ディビジョン1「アトランティック・コースト・カンファレンス」に所属している。
佐々木はルーキーながら「3番・一塁」を担い、リーグ戦52試合に出場して打率.269、7本塁打、41打点。米メディアでも「オータニを育てた花巻東高校の佐々木洋監督の息子。将来のMLBを担うフレッシュスター」と話題になっている。
この9月から2年目のシーズンを迎えるが、そんな佐々木を巨人が10月23日のドラフトで狙っているというから驚きだ。早くも「令和の江川騒動に発展か」との懸念が広がっている。
この「江川騒動」とは、江川卓氏がドラフト制度の盲点をついて巨人に入団した事件だ。
法大4年のドラフト(1977年)当時は、予備抽選で選択指名順を決定する方式で「一番くじ」を引き当てたのがクラウン(現・西武)。いの一番で江川氏の交渉権を得たが、巨人志望の江川氏は入団を拒否。翌年ドラフトに期待して浪人、南カリフォルニア大学に短期留学した。
ところが、’78年ドラフト前日の“空白の一日”(当時は前年の交渉権の有効期限は翌年ドラフトの前々日まで)にドラフト外で巨人と電撃契約。
このやり方に球団や読売本社に非難が殺到。巨人は同年ドラフトを急きょ欠席し、交渉権を得た阪神が江川氏を獲得した。すったもんだは翌’79年のキャンプイン直前まで続き、最終的にエース・小林繁氏との交換トレードという形で巨人入りが決まった。
「今回の佐々木と状況は全く違うが、あの年と似たきな臭さがプンプンする」(当時のスポーツ紙記者)
佐々木に話を戻す。米国の大学に正規進学した選手は、4年制大学の場合は3年以上の在学、または2年以上の在学で21歳以上ならばMLBドラフト(毎年7月に実施)の対象だ。佐々木は4月生まれのため、2026年ドラフトから対象となる。
ややこしいのは、米国の大学に進んだ日本人選手はNPBドラフトでも指名が可能なことだ。しかし、日米の球界間に明確なルールがなく、日本球界は「MLBドラフトの指名条件を満たした選手がNPBでも指名対象」と解釈。佐々木のドラフトの指名は、MLBドラフトの後の’26年秋解禁と捉えていた。
佐々木麟太郎のドラフトの指名は、MLBドラフトの後の’26年秋解禁と捉えていたが、それがこのほど日米間でドラフトルールを確認したところ、MLBサイドから「その年度のMLBドラフトの指名対象となる選手は、そこからさかのぼって約10カ月前のNPBドラフトの対象にできる」との回答があり、その旨をNPB12球団に通達したという。
「要は今秋のドラフトから指名OKのお墨付きだが、佐々木はスタンフォード大にスカラシップ(高校時代の実績が認められ、授業料免除)で合格していることから、日本球団が指名しても応じない可能性が高い。そうなれば1巡目の指名権がフイになる。容易に手が出せない分、巨人は一本釣りも可能」(球界関係者)
野球規則に詳しい専門家が、こう解説する。
「現在のNPBドラフトの交渉権は翌年7月末まで。一方で、MLBドラフト会議も7月。佐々木は両天秤にかけ、西海岸のドジャースやジャイアンツならMLBに進むが、それ以外ならNPBを選択する可能性がある。25歳まで巨人でプレーし、ポスティングシステムでMLB移籍のルートもあるわけですから」
米大学の公式リーグ戦は5月で閉幕。そこまでスタンフォード大でプレーし、7月までに巨人との契約を完了すれば、8月からNPBの公式戦に出場が可能だ。セ・リーグは8月4日、都内で理事会を開き、’27年シーズンから指名打者(DH)制を採用することを決めている。これも佐々木獲得には大きな“追い風”となる。
「東京六大学、高校野球も来年からDH制を採用する。時代の趨勢とはいえ、セ・リーグの大転回には見えざる手を感じてしまう」(在阪球団の幹部)
巨人の主砲・岡本和真は’26年オフに海外FA権の取得予定で、’27年シーズンからのMLB転身がほぼ決まっている。その後釜に期待するのが佐々木なのだ。
https://weekly-jitsuwa.jp/archives/21725
引用元: ・【巨人】米スタンフォード大学の佐々木麟太郎をドラフト指名へ
日本の球団に行くわけないわ
それでMLBキャリアが出遅れるのはなぁ
ハナからあっちのチームに入った方がええんやないの
ダメなら日本に帰ったらええ
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