2025.08.28 ライフスタイル
筆者の夫は米どころ・津南の出身で、家族一同、お餅が大好物。最初に夫の実家で過ごしたお正月は、お雑煮のお餅の尋常ではない数に驚愕した記憶がある。
しかし義父が他界し、義母が介護施設で暮らすようになってから、あれほど餅好きだった義母が、餅を口にすることはできなくなった。
高齢者が食べても喉につまりにくい、おかゆのような大福⁉
餅に使われる餅米は粘度が高いので、やわらかく伸びやすい。そのため飲みこむときに喉の粘膜に貼り付きやすくなり、窒息事故につながりやすい。
それは重々承知していたので、「高齢になると餅菓子はあきらめざるをえないのはしかたない」と思っていた。
だがある時、介護関係者のSNSで、喉につまりにくい、おかゆのような大福「おかゆ大福」があるという情報をキャッチした。
調べてみると、三重県の創業400年以上という老舗和菓子店が作っていて、介護施設600か所以上で食べられている実績があるという。怪しいものではなさそうだが、問題は味だ。気になり、さっそく取り寄せてみた。
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