20日に法曹界が明らかにしたところによると、ソウル中央地裁刑事9単独の崔智娟(チェ・ジヨン)判事は今月12日、業務上過失致傷容疑で起訴された泌尿器科医のA被告に対し、罰金700万ウォン(現在のレートで約74万円)を言い渡した。
ソウル・江南で泌尿器科を営んでいたA被告は、2020年5月に30代男性Bさんの性器拡大手術を行った際、性器を切断して損傷させたという疑いで起訴された。当時、BさんはT字型シリコン保型物を挿入するためにA医師の医療機関を訪れていたという。
Bさんは手術前の相談で「既に2度、保型物を入れる拡大手術を受けたことがある」と明かし、A医師は「従来の保型物との癒着がひどくて出血が多いこともあり得る」と案内したという。
実際、手術の過程で出血が発生して損傷が疑われるや、A医師は手術を中断してBさんを別の医療機関に移した。しかし移送先の医療機関でBさんは、陰茎と尿道の一部が横に切断されたとの診断を受け、すぐに損傷部位を復旧する手術を受けたが、それでも最終的に排尿および性機能に障害を抱えることとなった。
裁判部は、A医師が手術上の注意事項と説明義務の双方に違反したと見なした。裁判部は「A被告は陰茎の解剖学的構造をきちんと把握し難い状態で無理に剥離を試み、損害を負わせた」と判断した。
また、A医師が性機能・排尿障害など手術後に発生することがあり得るリスクについて説明しなかったことが問題だと指摘した。裁判部は「被害者が署名した手術同意書に『患者の状態によって不可抗力的な合併症が発生し得る』と記載されているが、医学知識がない被害者としては、同意書に署名しただけでは深刻な合併症を予想し難い」と指摘した。
その上で裁判部は「被害者は手術後、長期間にわたり相当な身体的・精神的苦痛に見舞われている」としつつも「この事件の手術の特性、手術部位の解剖学的構造状態などに照らし、多少考慮すべき事情がある」と量刑理由を説明した。
パク・ヘヨン記者
朝鮮日報日本語版 2025/08/28 08:40
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/08/23/2025082380024.html
引用元: ・【韓国】男性器拡大手術中にうっかり切断、泌尿器科医に罰金700万ウォン [8/28] [ばーど★]
しかし失った訳じゃないけど性機能に障害じゃこんなもんじゃ少なすぎるわな。これは罰金だから損害賠償は別かな?
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