『コミケ106』、2日間で25万人来場　前回から5万人減　厳しい暑さの中、長蛇の列

＜コミケ106＞2日間で25万人来場　前回から5万人減　厳しい暑さの中、長蛇の列

　日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット（コミケ）106」が8月16、17日、東京ビッグサイト（東京都江東区）で開催され、2日間で約25万人が来場したことが分かった。

　16日の来場者数は約12人で、17日は約13万人だった。2024年12月29、30日に開催され、2日間で約30万人が来場した前回のコミケ105と比較して約5万人減った。

　一般参加者の入場にはチケット、またはリストバンド型参加証が必要となる。午前入場、午後入場に加え、深夜の来場待機者の対策としてアーリー入場チケットも販売した。

　参加サークルは、2日間で約2万2700スペース。東京ビッグサイトの大規模改修工事の影響で、東1～3ホールが使用できないため、前回よりも約6000スペース減った。

　厳しい暑さの中、会場には目当ての同人誌などを求めて来場者の長蛇の列ができていた。

　コミケは1975年12月に第1回を開催。32サークルが参加し、推定700人が参加した。

　東京・晴海、千葉・幕張などで開催され、1996年のコミケ50から東京ビッグサイトで開催されている。

　2019年12月に開催されたコミケ97は、4日間で過去最高となる約75万人が来場した。コミケ107は東京ビッグサイトで12月30、31日に開催される。