“外国人問題”が争点となった参院選の直後であるが、大野知事は今回の行動について「(参院選とは)全く関係ない」と述べている。
また、5日には参政党の神谷宗幣代表が、ドイツで移民排斥などを掲げる極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」のティノ・クルパラ共同党首と国会内で会談した。
日本社会における外国人や移民に対する目線は厳しくなっている。
一方で、彼らが日々生きながら抱いている感情や思いに目を向けられることは少ない。
今回は、9月に『パレスチナ占領』(ちくま新書)の出版も予定されているジャーナリスト・記者の平野雄吾氏の著書『ルポ 入管――絶望の外国人収容施設』(2020年、ちくま新書)から、神奈川県厚木市で育ったイラン人青年や埼玉県川口市で育ったクルド人青年のケースを抜粋して紹介する。
来日から16年後、息子が生まれた後に摘発・収容…
「お前たちのせいで、こうなったんだろ」。
2018年冬、神奈川県厚木市。
寝室のベッドに座ったイラン人男性セイフォラ・ガセミ(50)は、長男ファルハッド(16)が泣きながら発した言葉に一瞬、我を失った。
息子が父である自分に向かって「お前」と発したことは一度もなかった。
「もういいよ。きょうはもう自分の部屋で休んで」。
そう促し、会話を打ち切ったが、平常心に戻るわけではなかった。
自分に非があるのはわかる。
けれど、自分にはこの状況を打破するすべがない。
横に座る妻リリアナ(49)は「何とかなる」と口にするが、不安ばかりが膨れあがる。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/a125777e0f382c0aeecded89f6b4abe5d6071957
引用元: ・【在留資格】「国に帰れ」日本に生まれ育っても、幼少時に来日しても…得られない外国人青年たちの苦悩
真面目な外国人のみ許されます
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