国家安全保障会議と高等検察庁が、TSMCの2ナノメートル先進プロセスに関する機密情報が盗まれた事件の調査に介入。過去2ヶ月間で7~8件の事件が調査中である。
設備メーカーを通じて先進技術を盗み、半導体大手企業に「転供」した可能性 業界が注目
〔記者洪友芳/新竹報道〕世界最大の半導体受託製造企業であるTSMCで、複数の従業員が在職中に2ナノメートル先進プロセスの機密情報を盗み、日本のある「国家レベル」の設備大手企業に漏洩した疑いが浮上した。
業界では、国家安全保障会議と高等検察庁が調査に介入しており、この件だけでなく、過去2ヶ月間で7~8件の事件が調査中であることが判明。いずれも日本や韓国の設備メーカーが関与しており、地政学的な緊張が高まる中、TSMCの先進プロセス技術は中国だけでなく、日本や韓国も狙っていることが浮き彫りになった。
TSMCの超強力なPIP内部管理で内部犯人を摘発、スターバックスで資料を撮影中に現行犯逮捕
業界関係者は、今回のTSMCの内部犯人発見は、同社の機密情報保護(PIP)の超強力な能力を示していると指摘しています。
ある業者は、TSMCの情報部門が異常なログインと資料の撮影を発見した後、一時的に「行動を控えた」ものの、実際にはすぐに携帯電話の所有者を特定し、検察当局に通報したと暴露しています。
先月末、日系半導体装置大手企業のエンジニアとTSMCのエンジニアが、竹科近郊のスターバックスで機密データをコピーしていたところ、検察当局に現行犯で逮捕されました。
半導体業界では、今回複数のTSMC従業員が在職中に2ナノメートルの先進プロセスに関する機密情報を盗み、日本企業に漏洩した疑いが持たれており、極めて異例な事態だと指摘されています。
現在、日本には「半導体国家チーム」の新会社が2ナノメートルの量産計画を準備していると主張しており、この日本企業は同国家チームのサプライヤーでもあるため、この技術窃取事件が同社に流れたかどうかが半導体業界で議論の的となっている。
業界では、国家安全保障会議と高等検察庁が調査に介入しているのはこの件だけでなく、日本や韓国の大手設備メーカーが関与する7~8件の機密漏洩事件も存在すると伝えられています。
これは地政学的な緊張が高まっていることを示しており、TSMCの先進プロセス技術は中国だけでなく、日本や韓国も狙っていることを浮き彫りにしています。
先進プロセスの研究開発と生産は容易ではなく、資金と研究開発人材の投入コストが極めて高いことを示しています。TSMCは技術的優位性を確立していますが、他の国も「曲線超車」を図るため、あらゆる手段を講じています。
自由時報 2025年8月6日5:30
https://ec.ltn.com.tw/list/strategy
■他ソース
【台湾報道】TSMCから「最先端2ナノ」核心技術が装置メーカーに流出→元従業員3人を逮捕、東京エレクトロンも捜査対象に浮上 2025/08/06 6:00
https://toyokeizai.net/articles/-/895911
>また政権与党・民進党系の大手紙・自由時報は同日の記事で、検察当局の他に国家安全会議も捜査に加わっているとし、「過去2カ月の間に7~8件の問題が捜査対象となっており、日本と韓国の装置メーカーが関与している」と報じている。
■関連スレ
TSMCの半導体技術を不正取得か、台湾検察が元従業員ら3人の身柄拘束…日本企業に転職 [8/5] [ばーど★]
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1754399143/
引用元: ・TSMCの半導体技術流出疑い 過去2ヶ月間で8件の事件を調査中 日本と韓国の装置メーカーが関与か [8/6] [ばーど★]
簡単にバレるだろ立場を考えろよ
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