自動車用タイヤを安売りしないよう小売業者に強要する独占禁止法違反が疑われる行為をしたとして、
公正取引委員会は6日、タイヤ販売会社「ダンロップタイヤ」(東京)に行政処分の「確約手続き」を適用したと発表した。
同社が提出した再発防止策をまとめた改善計画を公取委が実効性があると判断。
同社は独禁法違反の認定は受けないが、公取委が今後5年間、対策を履行しているか確認する。
発表によると、同社は2024年10月頃~25年4月頃、
親会社の「住友ゴム工業」(兵庫)が製造するタイヤ「シンクロウェザー」を全国の自動車用品店などに販売する際、
希望小売価格で売ることや購入時にポイントを付与するといった実質的な割引となる行為などをしないよう要請していたという。
シンクロウェザーは晴天や雨、雪など幅広い路面状況に対応する「オールシーズンタイヤ」として、
昨年10月に販売が始まった。CMには米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手が起用され、人気商品になっているという。
ダンロップ社は、値下げを防いで商品のブランドイメージを維持しようとしたとみられる。
独禁法は新聞や雑誌などの著作物を除き、メーカー側が正当な理由がなく、
自社製品を指定した価格で販売させることを「再販売価格の拘束」として原則禁止している。
ダンロップ社は、要請に従わない一部の店側に再度の要請を行っていたほか、出荷停止なども示唆していたという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2b582175b8f7b22dc17d7b183f6e7c6996a1623
引用元: ・ダンロップタイヤ、小売業者に安売りしないよう強要疑い…公取委が「確約手続き」適用 [439992976]
オールシーズンは信用できない
ダンロップやシャトレーゼはまだまだ未熟者だ
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