中国とロシアは2030年代半ばまでに月面に原子炉を設置する構想を打ち出していて、対抗する姿勢を鮮明にしました。
これは、NASAのダフィー長官代行がNASAの幹部に宛てた内部文書の中で明らかにしたものです。
文書では、月面での活動に必要な電力を確保するため、2029年末までに出力が最低でも100キロワットの原子炉を月面で稼働できるよう、準備を指示しています。
NASAはこれまで、2030年代前半を目標に、月面に出力40キロワットの原子炉を建設する計画を進めていましたが、出力を増強するとともに計画を前倒しした形です。
中国とロシアは2030年代半ばまでに月面に原子炉を設置する構想を打ち出していて、ダフィー長官代行は5日の記者会見で「われわれは中国との月面開発競争を続けている。月面に基地を建設するにはエネルギーが必要だ」と述べ、対抗する姿勢を鮮明にしました。
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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250806/k10014886271000.html
引用元: ・【米国】NASA 2029年末までに月面で原子炉稼働を指示 中ロに対抗姿勢
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