今年6月の東京都議選、今回の参院選と大型選挙で3連敗を喫した党の再生に向けて石破茂首相(党総裁)の退陣やSNSによる情報発信の強化を訴える声が上がった。
総括委は非公開で行われ、オンライン参加も含め選挙区9人、比例代表14人の計23人の落選候補から森山氏や小野寺五典政調会長、木原誠二選対委員長ら執行部が意見聴取した。
出席者によると、複数の落選候補が首相の責任を問い、辞任を求めた。
宮城選挙区で立憲民主党現職に敗れた石川光次郎氏は会合後、首相の進退を念頭に「組織としてけじめをつけてもらわなければ新たなスタートは切れない」と記者団に語った。
比例に出馬した長尾敬氏も首相の即時辞任を求めたとし「責任を取らなければ自民は国民の声を聴かない政党だとみられてしまう。首相の続投こそが政治空白だ」と強調した。同じく比例で落選した岸博幸氏も「企業でいえば3期連続で決算が大赤字。組織の抜本的立て直しが必要で、そのためにはトップが引くことが当たり前だ」と語った。
総括委は各都道府県連や有識者らからも意見聴取し、月内をめどに報告書を取りまとめる。
引用元: ・【大型選挙で3連敗、企業でいえば3期連続で決算が大赤字、トップが引くのが当たり前だ】自民、参院選総括で落選者が要求
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