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日産「次期スカイライン」来年登場? 鍵握る「ブランド再生計画」 そして新車攻勢の進捗は
2025.08.04 桃田健史
日産の次期「スカイライン」が2025年度中の登場に向けて順調に開発中。エスピノーサ社長の強気な発言や、Re:NISSAN計画による新車ラッシュとともに、スカイラインが日産ブランド再生の鍵を握る。その全貌と期待されるモデル展開を解説します。
なぜスカイラインが重要なのか?日産のシンボルとしての存在感
引用元: ・次期日産・スカイライン令和 8年登場?現行シャシーでガワだけ変えてe-Powerと電動のラインナップ [618719777]
日産のエスピノーサ社長は7月30日、2025年度第1四半期決算の際も次期スカイラインが順調に開発されていることを明らかにしています。
5月の2024年度通期決算発表の際も、次期スカイラインについて言及していましたので、特に驚くことはないかもしれません。
ただし、日産のマザー工場である追浜工場での新車製造を2027年度末で終了することが明らかになるなど、日産再生計画「Re:NISSAN」が進む中で、次期スカイライン計画にも変化が生じるのではと、心配していた人もいるかもしれません。
今回の会見では、日本での新車攻勢全体での変更がないことがわかりました。
具体的には、先日オンラインで公開された「リーフ」、新たな軽自動車、そして10月のジャパンモビリティショーで発表されと言われる1.5Lターボ/e-Power搭載の新型「エルグランド」、さらに2025年始めには次期「キックス」と、最近の日産にはなかった新車ラッシュとなることが確実な情勢です。
では、次期スカイラインはいつ登場するのでしょうか。
現時点では、2025年度中の発表ラインアップには含まれていませんが、「新型車を30ヶ月で開発の仕組みが適用される第一弾」(エスピノーサ社長)という言葉が示すように、2025年度の登場は確実かもしれません。
また、「(スカイラインは速い)開発スピードのアイコン」と言い切ることから考えて、単一モデルではなく、多様なモデルへの共用が可能なプラットフォームに各種パワープラントを組み合わせることが考えられます。
例えば、トヨタ「クラウン」がクロスオーバー、セダン、スポーツ、エステートという4車系によって大きな変化を成し遂げたようなモデルイメージが連想されます。
もしそうなると、「スカイライン・クロスオーバー」を思い出す人がいるでしょう。
同車はインフィニティ「EX」としてアメリカ市場を優先して登場したモデル。
筆者は、その登場に向けた過程で、当時の日産幹部らとアメリカで意見交換していますが、まさかスカイラインを名乗って日本仕様を導入するとか想像していませんでした。
結果的に、日本では不発に終わったモデルでしたので、日産にとっての日本市場戦略がブレ始めた印象を受けました。
さらに時代を遡れば、2001年に登場した11代目スカイライン(V35)は日本での販売は控えめだった一方で、アメリカではインフィニティ「G」として大ブレイクを果たします。
Gを契機に、日産はインフィニティを「レーシングフィールドの経験に裏付けられたFR(後輪駆動)ブランド」という商品戦略を強化していきます。
某レーサーが34出たときに
「カッコ悪いねぇwwwww」
ってTVの深夜番組で言ってたな
トヨタからOEMしてもらったほうが100倍売れるだろ
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