【埼玉行田マンホール転落】４人は硫化水素中毒が原因で死亡…２人は中毒死、２人は吐しゃ物による窒息死

　埼玉県行田市で２日、下水道管を点検していた作業員４人がマンホールに転落して死亡した事故で、４人はいずれも硫化水素中毒が原因で死亡したとみられることが県警への取材でわかった。市から点検を受注した土木会社「三栄管理興業」（さいたま市）によると、内部から検出された硫化水素の濃度は、作業を許容される国の基準値の１５倍超だったといい、県警は現場の安全管理体制などを調べている。

　死亡した４人は三栄管理興業の社員で、県内に住む行田市谷郷、本間洋行さん（５３）、上尾市平塚、樋口英和さん（５６）、鴻巣市上谷、松村誠さん（５４）、北本市の男性（５４）。司法解剖の結果、本間さんと男性は硫化水素による中毒死で、樋口さんと松村さんは中毒が原因で吐しゃ物を吸い込み、窒息死したとみられる。

続きは↓
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250804-OYT1T50079/