https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202508030000105.html
2025年8月3日9時18分
TBS系報道番組「報道特集」(土曜午後5時半)は2日の放送で、参院選で与党が過半数割れし自民党内で「石破おろし」が加速する中、生活困窮者への対策などが置き去りとされている、との状況を伝えた。
番組では、山本恵里伽アナウンサーがひとり親家庭の母親を取材。物価高や光熱費などが直撃し、公的支援も少なく給料がほぼ手元に残らない家計状況で、子どもの食事を確保するため自身は1日1食で育児している様子を報じた。女性が「自民党も口だけのような気がして、非課税世帯ばっかり(対応している)、というのがあるので、低所得の、税金を払っている家庭のフォローもしてもらいたい」と切実に訴える場面も映された。またひとり親世帯を支えるNPOの活動なども紹介。一方で、自民党政権では、選挙になるとバラマキ政策が続けられてきた経緯も示された。
山本アナはひとり親世帯の取材を回想。女性について「この1カ月で5キロも体重が落ちたそうなんです。ここ最近のコメ価格の高騰、そして猛暑の中の夏休みで光熱費もかさみます。でも子供たちに不自由な思いはさせたくない、となると自分の食事を削るしかない、とおっしゃっていました」と振り返り「民間の支援で生活がギリギリなりたっている、という非常に過酷な状況でした」と神妙に語った。
村瀬健介キャスターは「あれだけバラマキと言われる政策が繰り返されてきた歴史があるというのを、正直、忘れかけていましたけど、実は与党だけではなくて、野党も選挙のたびに減税や給付をアピールしてきた歴史があります」と指摘。「こういうやり方にうんざりしている国民も多いと思う。財源は無限ではありませんから、有権者の耳に痛いことも含めて誠実に、政治家には語っていただきたい」と問題提起した。
日下部正樹キャスターは「政治家が困窮している人たちにきちんと支援が届くよう、常日ごろから向き合っていれば、選挙のたびにバラマキだと批判されるようなことって起きないんじゃないかと思う」とコメント。「政治の大きな使命は社会的弱者を救うことです。ところがこうした弱者を、社会的な“お荷物”と見る空気も一方であります。政治家がこれを止める、これは当然のことなんですが、それどころか、あおるようなことを言うような政治家も見られる。本当に社会的な危機だと思います」と警鐘を鳴らした。
引用元: ・TBS「報道特集」が警鐘 社会的弱者を〝お荷物〟と見る空気「あおるようなことを言う政治家もいる」 [少考さん★]
ここでそんなこと言うあなたもお荷物だね
結局自分に跳ね返って来る
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