市は実際に写真を入手した事実はないものの不適切な行為だとして1日付けで訓告の処分にしました。
処分を受けたのはつくば市消防本部の59歳の消防長です。
市によりますと、消防長は2023年4月から現職で、就任の直後、市内で救急要請を受けた高熱が出ている当時3歳の男の子を救急隊の判断で病院に搬送せず、家族が自家用車で病院に連れて行ったものの男の子はその後、重度の障害が残っています。
一方、市はことし3月、救急隊に過失はなかったとする第三者委員会の報告書を公表しています。
市によりますと、事案が発生した翌5月中旬、消防長は勤務時間外に男の子の家族の知人に写真の提供を依頼していたことがわかったということです。
消防長は電話で「男の子の家族の写真をもらえないか」などと求めたということで、市によりますと、この依頼の事実を男の子の家族が何らかのきっかけで知り、ことしの4月に消防に申し出ました。
市の調べに対し消防長は「家族の人物像を知りたかった。どういう人なのかと個人的に興味が湧いて依頼した」などと話し、認めているということです。
つづきはこちら
https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20250801/1070027978.html
コメント