6月、オンラインカジノで常習的に賭博をしたとして、バラエティ制作部企画担当部長が常習賭博容疑で逮捕・起訴された。昨年9月から今年5月までの間に約1億円を賭けたと見られている。
さらにこの元担当部長が制作統括を務めていた『ぽかぽか』に出演していた男性アナウンサーもオンカジを利用した単純賭博の疑いで書類送検に。その後、罰金10万円の略式命令を受けた。
フジテレビは元担当部長を懲戒解雇とし、男性アナを別部署に異動させたが、「騒動が収束する兆しは見られない」と同局局員はため息をつく。
「元担当部長が懲戒解雇を受けた7月、『ぽかぽか』の番組立ち上げから携わってきたチーフプロデューサーA氏が退社しました。元担当部長とは公私共に仲良く、局内では“相棒”とも“悪友”とも言われていました。
A氏にも会社からオンラインカジノに関する聞き取りがあって、その直後に退社したことで、話題を呼んでいる」
元担当部長は取り調べに対し、オンカジを始めた経緯を「5年ほど前に職場の先輩から誘われた」「周りでオンカジをやっている人がたくさんいた」と供述している。
局内ではこの“職場の先輩”B氏なる人物へ強い関心が高まっている。別の局員はこう語る。
「入社前から局内で注目を集めていた人物で、『とんねるずのみなさんのおかげでした』などフジの人気バラエティ番組に関わってきた。ノリが良い性格で、とんねるずの2人からも可愛がられていた。
顔も広く、人気男性アイドルともプライベートで飲みに行くなど局内では目立つ存在でした」
B氏もギャンブルを楽しむことがあったようだ。
「仕事を経て仲良くなった男性タレントらと競馬やポーカーなどで遊んでいたと聞いています。顔が広くプライバシー管理が徹底された店を知っているため、タレントたちからも『(B氏とは)周囲の目を気にせず安心して遊べる』と人気でした。今回のオンカジ騒動の前後で、会社からの事情聴取に複数回、応じていると言われています。
騒動で制作上層部が次々と会社を辞める事態が続き、他の局員、制作スタッフに大きな皺寄せが来ている状況です。Bさんを含めて、オンラインカジノ問題がどこまで広がるかに強い関心を抱いています」(同前)
フジテレビに問い合わせると「社員の人事や実施している社内調査の詳細については、お答えしておりません。弊社では、全社員が受講必須の『オンラインカジノに関する研修を行うなどして、再発防止に努めております」(企業広報部)」との回答だった。
フジは変われるのか━━今後も厳しい視線が向けられるだろう。
https://www.news-postseven.com/archives/20250802_2056608.html?DETAIL
引用元: ・【フジテレビ局内でオンラインカジノが蔓延】元担当部長 「周りでオンカジをやっている人がたくさんいた」
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