舛添要一氏「中国が石破続投を望んでいるのは…」“石破辞めるな”の声に「胡散臭さを感じる」

　舛添氏はこれまでにXで、石破氏の去就について「今は参院選敗北の責任をとって辞任すべきである。新しい総裁の下で自民党を再生するしかない」との考えを示しており、自民党内で退陣論が拡大している石破首相に対し、SNSやデモなどで「石破辞めるな」と続投を求める声があがっていることについては「要するに、自分の頭で考えない者が増えている。SNS、AIの餌食になる衆愚だ」とバッサリ。「ヒトラー、ムッソリーニ、スターリンと、20世紀で独裁は終わるのかと思ったら、21世紀も絶望的だ。愚かな大衆がいるかぎり」と私見を述べていた。

　今回の投稿でも「『石破辞めるな・石破頑張れ』の声に胡散臭さを感じる。一部の有識者まで、その正体不明のコールに賛同している」と言及し、「石破降ろしをしている裏金議員のに反発したからだというのは、『目くそ鼻くそを笑う』だ」とピシャリ。「ばらつく世論調査でも一致しているのは、内閣支持率が3割だということだ。失格だという烙印だ」とつづった。

　続く投稿では「中国が石破続投を望んでいるのは、高市早苗が後継首相になると、右傾化、反中国になるからだという懸念からだ。つまり、消極的な理由だ」とも私見を述べ、「では、石破首相は、日中関係好転のイニシアティブを何かとったのか。師の田中角栄のような歴史的行動はとってはいない。中国にまで手が回らないのが実情である」と指摘した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/eb828aa464f2d8a4ed6b882a04199accf6cae140