この地震の影響で、ロシア科学アカデミー海洋学研究所は「カムチャツカと千島列島のいくつかの地点で、5メートルから6メートルの津波が目視で観測された」と国営のタス通信に明らかにしました。
タス通信は、当局者の話としてカムチャツカでは、空港などでけが人が出たものの、重傷者はいないと伝えています。
また、ロシアの有力紙「イズベスチヤ」によりますと、千島列島のパラムシル島の町、セベロクリリスクでは、茶色く濁った水が広い範囲に押し寄せ、水産加工施設が被害を受けました。
地元の知事によりますと、住民は高台に避難していて無事だったということです。
津波は、太平洋沿岸の広い地域に広がり、アメリカの太平洋津波警報センターは、ハワイ州のマウイ島で1メートル74センチ、西部カリフォルニア州で1メートル13センチの津波を観測したとしています。
さらに、南米エクアドルのガラパゴス諸島では、およそ1メートルの津波が観測され、チリの太平洋沿岸などでは避難が呼びかけられました。
一方、ロシア科学アカデミー統一地球物理学サービスは、30日の地震の後、カムチャツカ半島にある標高4750メートルのクリュチェフスカヤ火山が噴火したと発表しました。
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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250731/k10014880121000.html
引用元: ・【国際】津波 ロシアで最大6メートル観測 ハワイや南米でも観測
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