スターマー氏は、国家承認をひとまず見送る条件として、イスラエル政府に「パレスチナ自治区ガザにおける悲惨な状況を終わらせるため本格的な措置を取り、長期的かつ持続可能な平和に向けて取り組む姿勢を示す」ことを求めた。
具体的には、国連機関によるガザへの人道支援を再開させることや停戦に合意すること、パレスチナ自治区のヨルダン川西岸の併合の意思がないと明確にすることが含まれる。
一方、米ニューヨークの国連本部では29日、イスラエルとパレスチナが独立した主権国家として共存することをめざす「2国家解決」についての国際会議が開かれた。ラミー英外相は、スターマー氏が示した条件付きのパレスチナ承認方針について説明。「(イスラム組織)ハマスはパレスチナ人民とは別ものだ。イスラエルの安全保障と、パレスチナ国家の樹立を(英国がともに)支持することに、何の矛盾もない」と述べた。
イスラエルや米国はこの会議に強く反発し、参加しなかった。トランプ米大統領は29日、英国から米国に戻る大統領専用機内で記者団に、スターマー氏とは「その件について議論したことはない」とした上で、「特に見解はない」と述べた。英仏首脳が相次いで国家承認を表明したことには「それは構わない。私が同意する必要はない」とした。
■英国の姿勢、前政権から徐々…(以下有料版で,残り617文字)
朝日新聞 2025年7月30日 3時52分更新
https://www.asahi.com/articles/AST7Y5DNYT7YSFVU297M.html?iref=comtop_7_05
引用元: ・英国、9月にもパレスチナ国家承認へ 「停戦合意ない場合」と首相 [蚤の市★]
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